芹田公民館

 長野市の公民館で指定管理制度で運営されている公民館がいくつかある。第1号は長沼公民館であった。
 そのご何ヶ所か手を挙げる住民自治協議会があり、芹田公民館は平成30年4月に指定管理で芹田住民自治協議会による運営が始まった。

 あっという間の1年。ここで初の決算を迎えるので、決算打ち合わせのために芹田公民館を訪問した。

 公民館活動を見ていると実に楽しい。平成30年度に、芹田住民自治協議会は長野街づくり支援金で芹田地区の絵地図を作った。公民館は、その地図を利用して芹田散策を実施している。地図を作成すると、結構地域のお宝が見つかるのだ。そのお宝をみんなで確認!なんて、楽しい事業を公民館は計画した。
 初の決算に進捗状態はどうかな・・・と思って訪問したのだが、しっかりとまとめている最中であった。
 よかった・・・。

 

かわいい入口

 

打ち合わせ中

 

館長と主事

 

公民館のスタッフ

最終日

 事務所では、個人の確定申告と一緒に消費税の申告も済ませてしまう。だから事実上3月15日ですべてが終了。今年はかなり計画的に仕事が進み、14日に1件の飛び込みはあったが、余裕をもって終了日を迎えることができた。

 3月15日は、確定申告に関係なく信州新町のクライアントのところへ出かけた。そこにはいつも「華のある和子さん」がいるのだ。
 和子さんのところには忘れていた日本人の心と春を思い出させてくれるお雛様が飾ってあった。
 掛け軸もひな祭り用になっていた。季節を大切にする和子さんの家で、忙しさに紛れて忘れていた春に出会いすごく幸せな気分になった。
 
 今年の3月15日の最終日は、ピンク色の日だった気がする。

確定申告

 3月15日になった。今日が確定申告期限日。今年は余裕でこの日を迎えることができた。職員たちが計画的に仕事を進めてくれたおかげだ。
 3月12日と昨日の14日は当番制の無料相談担当日であった。大詰めに近い時に1.5日(14日は半日)の担当はちょっと大変であったが、無事こなすことができてよかった。相談が終了すると、相談者はみんな「来てよかった」と言ってくれた。それだけでも担当した甲斐がある。

 今年の相談内容で一番のヒットは・・・。

 若里会場でのことである。
 若里会場では、収支明細書の作成や確定申告書のチェックになるが、「不動産の収支明細書を作成するうえで分らないところがあるので教えてほしい。」という納税者がいた。「一緒に作成しますね。」というと、「いや自分でこれから作成したいんだが、どうしても分からないことがあるので教えてほしい。」という。
 内容は、
 一括償却資産てなんだ?、
 なぜ償却率の欄が1/3となっているのか?0.333と小数点ではいけないのか?
 貸借対照表の事業主貸と事業主借は何のことだ、どうやって計算するのか?
 etc、etc・・・。
 丁寧に回答をさせてもらったが、「あ~なんとなくわかった気がする。これから自宅で収支明細書を作ってみる。」とお帰りになりました。

 もんぜんプラザの相談では、相続関係が多かったが、土地の譲渡の税金での質問。
 「取得価額が不明な場合に、なぜ売買価額の5%を取得費とするのか?」

 私も勉強になりました。

 
もんぜんプラザの相談室

 事業承継税制のための特例承認計画の確認申請をしておいたところ、長野県から確認書が郵送されてきた。事務所としては初の確認書を手にすることができたのだ。
 5年間の事業計画はクライアントと何回もヒアリングをやって完成させた。
 今回の申請が次のステップにつながるだろう。

 確認申請をしておいたほうが良いクライアントはたくさん存在する。実際に事業承継税制を適用するか否かは、その際に判断するとして、とりあえず確認書をもらっておいた方がいい。

 それにしても事務所第1号の確認書は嬉しかった・・・です。

平成31年度ながのまちづくり活動提案審査会

 平成31年度ながのまちづくり活動提案審査会が行われた。予備審査を通過した26団体がプレゼンを行い、7名の審査員で審査をし、補助金の交付先と金額を決定する。
 審査基準は ①公益性 ②自立性 ③独創性 ④発展性 ⑤実現性 ⑥積極性 の6つの観点。この事業は長野市が長く実施しており、今年度の予算総額は1000万円。各団体の補助金要望額は3万円台から70万円と、事業規模や内容によって様々である。

 各団体のプレゼンを見ていると、とてもワクワクしてくる。住民自治協議会も応募できるようになっており、応募団体すべてを応援したくなる。
 
 8時間以上の時間をかけてすべての団体の審査が終了した。
 各団体に対しての質疑応答は、各地域でどんなことが行われているか、何を必要とされているかが分かって実に面白い。
 
 確定申告時期の一番忙しい時でも、この審査会は外せないだなあ~。

 

審査員席

 

プレゼンの準備をする団体。

 

質疑中。

 

各団体のプレゼンに聞き入ってしまう。

ドラレコ型自動車保険

 今朝の朝礼での職員からの一言コーナーで、「ドラレコ型自動車保険」の販売が始まっていることを知った。
 保険会社指定のドライブレコーダーを取り付けると、そのドライブレコーダーを活用して事故対応をしてくれるらしい。ドライブレコーダーは月額500円でリースができ、万が一事故が発生した場合に、衝撃を検知したドライブレコーダーから保険会社の専用安否確認デスクへ自動的に送信される。また、ドライブレコーダーの通話機能でオペレーターが運転者等をサポートしてくれるというものだ。緊急時には、救急車やレッカー車も手配してくれる。

 半年ぐらい前に取り付けたドライブレコーダー。
 もちろん保険会社とはセットになっていない。このテレマティクス技術を活用したサービスを知ったら、ちょっと損した気がしてしまった。事故を起こさないことが一番だけれどね。

第18回北信越会議報告書

2018年11月に開催された、IBM主催の第18回北信越会議。その報告書が手元に届いた。
『日本の成長戦略の要 Society5.0の創造と実現』をテーマに2日間の有識者会議が行われた報告書である。3つの分科会に分かれて、それぞれのテーマで意見を出し合い、全体会議での報告と質疑応答の要旨がまとめられていた。

時間がたつと忘れてしまうことも、こうした報告書で当時の貴重な意見を確認できていい。
今後の自分の生き方や、経営者としての在り方、社会に貢献する意欲など多岐にわたり多くの実りとなった。その届いた果実から新しい種を収穫できるといいと思っている。

雛あられ

 毎年この時季になると届く雛あられ。茨城支部の関口先生が送ってくださるのだ。
 確定申告で忙しい毎日を送っていて、春がやってきていることも感じることなく過ごしてしまう日々。そんな時に届く雛あられは、いつも私の心に灯をともしてくれる。そして確実に春が近づいてきたことを気づかせてくれる。

 あと2週間となった。
 毎晩遅くまで残業してくれる職員たちも、疲労がたまってきているだろう。仕事の完成度は40%ぐらいだろうか?3月13日を最終日として目標を置いているが、さて、今年はどうなることか!飛び込みの所得税申告依頼者も多く、また、相続の手続きもしなくてはならないから・・・ね。

 お茶の時間に雛あられをいただくとホッと休まり、気持ちに余裕が出てくるから不思議だ。しかも、絶妙のタイミングで届けてくれる関口先生の心遣いに感謝です。
 関口先生、いつも有難う。

長野県経営者協会女性部会

 長野県経営者協会女性部会。
 今回は、男女共同参画をテーマに、メキシコの実態調査に参加したマキナリー・浩子氏の報告会があった。メキシコは幸福度が非常に高く、日本の比にならない。なぜか・・?メキシコの人たちは、今を一生懸命生きていて、今を大切にしている。多様性な価値観が広がっているのだ。

 日本のジェンダーギャップは世界110位。クオーター制を取り入れていても達成度は低い。
 長野県経営者協会女性部に所属する企業人としての役割に、男女共同参画社会の実現があるだろう。自分の経営する企業において、少しでも男女共同参画社会の場に近づける努力が必要だ。
 ジェンダーギャップの世界1位はアイスランドだ。ちなみにメキシコは50位。
 日本の企業もダイバーシティにもっと積極的に取り組む必要がある。少なくとも自分の事務所ではダイバーシティを目指したいと改めて感じた。

 松本にある信毎メディアガーデンの館内視察では、一般人は立ち入ることのできない4~5階の信毎報道局内部を見学できてうれしかった。

信毎メディアガーデン

記者室の中には、昔使用したカメラが並んでいた。

マキナリー・浩子氏の報告会

「松本テラス」で懇親会

「美しい人間関係」

 「美しい人間関係」の演題での講演を再び聴講することができた。

 美しい人間関係

 1回目の時に深く感銘を受けたが、今回もまた違ったところでの感動があった。
 そして自己の振り返りにもなった。
 『人を使ったり、まとめたりする立場であるならば、とりわけ愛情が大切。愛のない、あるいは足りない人は、他にどんな取り柄があっても、人の心を掌握することができない。』
 これは経営者だけでなく、各部署の責任者にも言えることだろう。自分を見て、周りを見て、あ~そうなんだ、愛情が足りなかったと反省。

 愛情と甘やかすこととは全く違う。
 甘やかすとは、相手の欠点を見て見ぬふりをすること、相手の失策を見てとがめないことであり、その相手の欠点がだんだん大きくなり、失策が度重なり没落していく。愛情の足りない人は、知らん顔で放っておく。
 そんな自分ではなかっただろうか?いつもいい人でいたかったのではないだろうか?

 2度目は、学校法人長野県理容美容学園の長尾理事長が評議員会にての講演であった。
 一言一言が心の琴線に響き、明日への力となっている。みんなそうに違いない・・・!

講演に先立っての島村副理事長(左)のご挨拶。

講演が始まった。

長尾理事長の話に、みんな聞き入っている。