倫理経営講演会

 倫理経営講演会があった。「企業は人なり・経営者が変われば会社が変わる」という演題で。倫理研究所の研究員である泉憲治氏の講演を聞いた。

 「倫理とは」というところから始まった。倫は「なかま」、理は「すじみち」。人間が二人以上集まって仲良く暮らしていくすじみち、それが倫理。そして倫理は行為する人の外形ではなく、内面の心のありようや気持ちの持ち方に基づくものである、ということを事例を交えての講話であった。

 「あたりまえのこと」であるが実践が難しいので「偉大なる常識」と呼んでいる7つの基本動作がある。下記の通り。

1 挨拶が示す人柄、躊躇せず先手で明るくはっきりと

2 返事は好意のバロメーター、打てば響く「ハイ」の一言

3 気づいたことは即行即止、間髪入れずに実行を

4 先手は活て分前、心を整え完全燃焼

5 背筋を伸ばして顎を引く、知背には気力の第一歩

6 友情はルールを守る心から、連帯感を育てよう

7 物の整理は心の整理、感謝を込めて後始末

 どれだけ目を向けることができるか、そして、朝礼は企業の縮図であるといわれた。自分でもこうして思い出しながら文字お越しをすると、一言一言が心に刻まれてくる。「偉大なる常識」を実践していく誓い。

国際ロータリー第2600地区米山学友会

 今年4月に米山奨学生のオリエンテーションがあった。そしてあっという間に1か月が経過した。それぞれのクラブに所属した奨学生は、ロータリーの例会に出席しながら勉学に励んでいる。米山奨学生になると、米山学友会のメンバーとしても所属するようになる。

 自分はいつしか米山奨学生関係にのめりこんでいて、国際ロータリー第2600地区米山学友会の顧問に就任している。その学友会の役員会が開催された。

 奨学生を卒業して日本社会で働いている元奨学生が会長、副会長、企画委委員を担っている。

 多岐にわたりこれからの学友会の活動の方向性も含めて議論された。いい方向にまとまったと思う。今回の役員会はランチを兼ねて行った。

 企画委員の中にマレーシア出身の人がいて、その人がマレーシアのマレー系伝統食のレストランを予約してくれた。

 とてもおいしく、見た目にもきれいな食事だった。日本人の口によく合うと思った。今回のように「それぞれの国の料理を知る」という企画も今後実施されそうだ。3時間かけてのランチミーティングだった。

隠れ家的なお店。

ガドガド「マレー系の伝統的なサラダ」。右上はテンペといってインドネシアスタイル納豆を揚げてある。ピーナッツソースをつけて食べるのだが、とても気に入った。左下は豆腐。

ピーナッツソース

ビーフンゴレン「ビーフン炒め」。ゴレンとは炒めるという意味で、米粉で作られたビーフンを、野菜やエビ、鶏肉、卵などと一緒に炒めてある。

クロポッ「フィッシュクラッカー」。クロポッ とはおやつの意味。

ナシクラブ「青いごはん」とアヤムバカル「地鶏の炭火焼き」。バタフライビー(チョウマメ)の花で鮮やかな青色に染め上げたご飯。マレー半島東海岸が発祥の地で全国でも大人気だが、マレーシアでも食べられる店が少ないそうだ。なぜ青く染めてのかというと、かつて貧しい時代に、見た目だけでも華やかにしようという工夫だったそう。そうなんだわ。見ただけでワクワクする。

アヤムバカルは、数々のスパイスをブレンドした特性タレで漬け込み、炭火で香ばしく焼き上げたマレーシア定番のチキン料理。

クエ・カタヤップ「パンダンクレープ」。パンダンリーフのエキスで鮮やかな緑色に染め上げた、モチモチ触感の薄焼きクレープ生地で、じっくり煮詰めたコクのあるグラ・ムラカを絡めたココナッツフレークを包み込んでいる。マレーシアの伝統菓子。

サゴ・グラ・ムラカ「マレーシアの代表的なデザート」 。 サゴパール(タピオカに似たダゴ・ヤのでんぷん)に濃厚なココナッツミルクとグラ・ムラカ(高級椰子密)がくるまれている。

マレーシアの紅茶で代表するブランド「Boh Tea」。カップもマレーシア独特の絵柄だそうだ。

常居其全(じょうきょきぜん)

 ある講演会で「常居其全」のことを教えてもらった。初めて聞いた言葉で、どんな意味があるのかなあ~と持っていたら、講師が「目の前にあることに全力を尽くして行うことだ」と教えてくれた。倫理研究所の創始者、丸山敏雄先生の座右の銘だとのこと。

 今までのことは過去としての積み重ねで、過去にとらわれるよりも、今この時に最高のパフォーマンスを行うことで、未来は自然と上向いていくということ。

 今の自分の立ち位置を想うと、まさに将来のことをくよくよ考えても仕方ない。考えすぎて不安が増長してしまう。それよりも今何をすべきか、目の前のことを全力投球することでまた違った世界も見えてくるだろう。将来ではなく、いまこそ常居其全の精神で取り組んでいこうと思う。

 モーニングセミナーで学んだことである。

ダイバーシティ・マネジメントとは

 横塚雅章氏の講演の続き。

 ダイバーシティ・マネジメントとはなんだ。具体的に何をしているか?

 言った側に問題があるのに、聞いた側の責任にしてしまう。ライオンのように谷に落とすと、今の人は這いあがらずに落ちたところでユートピアをつくる。だから「そういう手があったね!」とほめ、一緒に這い上がろう。

まとめると、

1 心理的安全性による強いチーム作り

2 従業員エンゲージメントを推奨する

3 意見を尊重する

4 アンコンシャス・バイアスに気づく

が大切。

人が辞めない組織、人が育つ組織

 「人が辞めない組織、人が育つ組織」という演題で横塚雅章氏の講演を聞いた。

なぜ人が辞めるか、離職の3大原因は

1 将来性を感じない

2 魅力あるリーダーがいない

3 学習成長できる職場でない

とのこと。

 将来性を感じないのは、夢、ロマンを語れないからだ。リーダーとしてビジョンの形成をしていき、1年後の姿を語っていくことができるか。世のため、人のための仕事で、自分のための仕事ではない。

 魅力あるリーダーがいないのは、強いリーダーがいないから、リーダーシップの影響力が出ない。美場を掲げてリーダーシップの強化が必要。

 学習、成長している実感がないのは、研修では人が育たないから。行動レベルに落とすことが大切。修羅場、土壇場、正念場で育つもので、自分がやったほうが早いという人がいるが、それは業務を渡せないだけ。

 それ以外にもたくさんの学びの多い講話であった。自分に落とし込み実践すっることが大切。

米山奨学生オリエンテーション

 新年度になって間もなく2週間になる。1月に面接したロータリー米山奨学生のオリエンテーションが行われた。この4月から1年間、米山奨学生としてロータリアンと一緒に活動することになる。

 ロータリー米山記念奨学事業は日本のロータリーの国際奉仕事業だ。今年度は新規に13名の米山奨学生と継続性4名が対象だ。

 面接試験を行った時とは違って、みんなの顔が輝いていた。奨学生へのオリエンテーションを今年も担当したが、「一番は、ATM(明るく、楽しく、前向きに)精神で生活することを心掛けてほしい」旨を。そして大切にしてほしい「あ・い・う・え・お」を説明した。これは自分の気持ちとしての追加事項。

あ 有難うの気持ちと一言を

い 今を大切にしながら

う 嘘をつかずに

え 笑顔を忘れずに

お 思いやりを持ちながら

 1年後の修了式の際に、奨学生たちはどのように成長しているか楽しみだ。

確定申告終了

 今年の確定申告は、今までにないくらいみんな頑張ってくれた。残業も20:00までと取り決めをして、土曜日は2日間出勤日と決め、今日13日に終了した。そして16:00には事務所終いをする。

 新人が4人いて、ベテラン職員が新人を指導しながらこの期間乗り切ってくれた。新人も頑張ったが、ベテラン職員の、にこやかな表情を絶やすことなく粛々と仕事をこなしてくれたことに感謝だ。この間に、所得税申告とは全く関係のない事案は、総務と資産税担当部が対応してくれた。それぞれの立ち位置での素晴らしい働きをしてくれたのだ。

 昨年1年間は、いろんなことがあって皆にも多大なる負担をかけたが、その大変なことも一人一人が理解を示してくれ、今は同じ方向を見ながら事務所にてクライアントに喜ばれるいい仕事ができていると思っている。そしてみんな自身の内に積み上げている宝物が磨かれていると感じている。

 この事務所で働いてよかったと思えるように、環境等を整えるのは経営者の責任だ。納得のいく時間をみんなが過ごせるように、私も頑張っていきたいと思っている。

 あと30分で本日は終了。

3月

 今日から3月だ。確定申告期に入ってあと2週間で終了しなくてはならない。

 みんな頑張っていてくれる。毎年のことだが、心から頭が下がる。例年と違うのは、今年初めてこの確定申告期を経験する職員が4人いることだ。多分、この忙しさにビックリしているだろうし、くたびれたなあ~という想いもあるに違いない。ベテラン職員は、初体験の職員を指導しながら自分の担当を処理していくのだから、更に大変かもしれない。そしてこういう時に限って、待ったなしの飛び込みの相談がいくつも重なって、その対応も今年は特に大変だ。

 職員たちは、ざわつくことなく、イライラすることなく、お互いに気遣い合いながら淡々と仕事をこなしていてくれる。

 ある訪問者の一言。「この時季、どこの税理士事務所もピリピリしていて戸を叩きにくいが、この事務所は違うね。なにか和が漂っている。」

 昨年よりも人間的に大きく成長していると感じる。一番遅れているのは自分かもしれない。どんなことでも学びは大きいもの。あと2週間のうちに、知識もそうだが、それ以外のもので何をつかみ取ることができるか。それはその人の気持ちの持ち方にもよるだろう。

 みんなで充実感を持ちながら、残された2週間を頑張ってもらえたらと思う。

市政2期目の取り組み方針

 荻原長野市長の話を聞いた。「市政2期目の取り組み方針」を演題に、4つのテーマ、8つの政策を実行し実現するという内容だ。

 目指すまちの姿は「誰もがキラキラと輝く、明るく未来ある長野市~選ばれる・世界に誇れるまち」。

1 すべての世代が安心して暮らせる長野へ

 (1)福祉・医療体制の一層の充実に取り組み、市民の健康保持・増進を図る

 (2)教育環境の整備として、保育料について現在子供の二人目は半額、三人目は無料となっているが、二人目以降は無料にし、任期中には保育料はすべて無料としたい。

2 地域コミュニティと絆の強化

 (1)現在の32住民自治協議会に対して、人を張り付けながらサポートする。

 (2)公共交通が6路線休止・廃止になったが、地域住民の協力を得ながら誰もが移動できるまちをつくる。

3 強くしなやかな地域経済の構築

 (1)市内産業の基盤強化。

 (2)観光・スポーツ・文化資源をフル活用し、活力向上につげる。

4 安全・安心なまちづくり

 (1)既存インフラのバージョンアップを図り、様々な世代から選ばれるまちづくりを目指す。

 (2)城山公園計画

 荻原市長の目指すまちづくりに、中山間地の活性化についての施策を聞きたかった。時間いっぱいで、質問できなかったことが残念。

日経懇話会

 2026年になって初の日経懇話会。一般社団法人軽井沢観光協会会長の大雲芳樹氏が「軽井沢・東京24区のその先」という演題での講演をしてくださった。

 現在の軽井沢は

①東京のベットタウンとなってきており、人口が増加している。

②温暖化の影響により、霧の多かったゴルフ場が霧が少なくなりプレーができる日が増えた。

③温暖化により、標高900~1200mの軽井沢が住みやすくなった。

 という変化が起こっているそうだ。

 日本では2003年のインバウンドが520万人だったのが、2025年では4260万人になり、9.5兆円の金が落とされたそうで、これは自動車産業と同じ規模。ということは、観光はこれから日本の基幹産業になっていくということであった。

 軽井沢観光協会が仕掛けた「点と点を結んでいく事業」として、「中山道・北国街道サイクルツアー&しなの鉄道サイクルレインツアー」というのがある。終点は海野宿とした。

 どのくらいの経済効果があったか質問してみた。NHKで海野宿を取り上げてくれたために、海野宿は全国的に有名になったが、まだ旅館やカフェが潤沢に利益を出すまでには至っていない。しかし少しずつ点と点を結んだ線は太くなってきているとのことだった。

 軽井沢のコンテンツは野猿公苑だったり、松本城だったり、善光寺だったりと軽井沢をハブとして長野県をつないでいきたいとの話も聞けた。

 この点に関しては、すでに観光客の集まるところをコンテンツとしているが、各自治体の課題である中山間地の活性化に繋がるよう 、中山間地に埋もれているお宝をコンテンツの仲間に入れてほしいという希望を出した。

 2026年になっての初の講演会は、私にとって非常にさわやかなものだった。

 その後の懇親会では、大雲氏と山岳の話で盛り上がったのも嬉しかった。