長野県経営者協会女性委員会と中経連のなでしこの会との懇談会が名古屋にて開催された。会場はナゴヤイノベーターズガレージだ。この懇談会は2回目で1回目は1年前に松本にて行われている。
中部経済連合会は、愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、長野県のメンバー企業で構成されている。政策提言活動への参画ができることは魅力的だ。
ナゴヤイノベーターズガレージの見学からスタートした。中部経済連合会と名古屋市で協力して設立した中部圏イノベーション新拠点だ。以前にここで開催されたイベント「中部のイイトコ再発見 女性リーダーが語る魅力」にwebで参加したが、その会場を訪問出来て嬉しかった。
最初にナゴヤイノベーターズガレージ の存在価値と役割の説明。

AIのSayaさんがいるコーナー。

このようにゆったりしたコーナーもある。

第2部は、それぞれの会の活動報告がなされ、フリーディスカッションに入った。多岐にわたる話題や課題が出され、それぞれの立場からの意見交換は非常に熱かった。「若い世代の地方定着・回帰に向けた新しい魅力の発見」について、なでしこの会がディスカッションを行ったという報告から、今回の特徴としては、教育問題にまで話が発展したことだ。
以前に新聞で公表されていたが、長野県が公立高校3年生2000人に行ったアンケートで、「性別を理由に何かをやらなくてもよい、やらなければならない」という「こうあるべきだ感」が強く、長野県に住みたくない理由の一つになっている。こうしたことからも、小学校から高校までにおける教育が大事であると思う。
少子高齢化による高校再編も大事かもしれないが、高校教育の特徴を出していくからこそ生き残れる高校になっていく。長い間高校評議員を務めているが、高校教育の肝が感じられなくなっているのも残念だ。
それぞれの立場から考える教育に対する意見交換が非常に盛り上がった。