言葉の三つの原則

 清水英雄氏の著書「ありがとう戦略」を久しぶりに読み返した。力が湧いてくる。前を向いて生活することができる。そんな内容がたくさん書かれていて、今まで事務所の朝礼でいくつか紹介してきた。

 言葉には三つの原則がある。

 一つ目は「言葉はレストランのオーダーのごとし」という原則。レストランに行って、食べたい料理を注文すれば注文通りの料理が運ばれてくる。言葉と仕事や人生との関係も同様と、清水氏は書いている。すごく分かりやすい。

 「どうして、やることなすことうまくいかないのだろう」「どうして不幸なことばかり起こるのか」というのはそういう状態を注文した結果だからという。つまり「忙しい」「疲れた」「困った」「できない」など消極的、否定的な言葉で「うまくいかない」「不幸」な状態を注文しているということ。

 二つ目は「言葉はエネルギー」という原則があるとのこと。言霊エネルギーがあり、ピンチの時ほど積極的な言葉を使うことによりピンチがチャンスに変えてくれる。

 三つめは「言葉は表情」という原則。積極的で肯定的な言葉を使っている人は表情も明るい。また生き方にも反映するので、生き方を変えたかったら、使う言葉も表情も明るく変えていくことが必要。言葉や表情が明るく変えるからこそ心も人生も明るくなっていくと清水氏は書いている。

 私の部屋にかけてある額の中に書かれている言葉。「楽生 楽笑」「楽しく生きる 楽しく笑う」人生って言葉やその思いがとても力になるという経験を、私もしている。