長野県経営者協会主催のワークショップがある。管理職、次期経営者、若手経営者が対象の20人限定のワークショップで、今までにも事務所のクライアントに何人か参加してもらった。今回もクライアントが1名参加している。
今回初めて取り入れられたプログラムの中に、経営者協会の碓井会長が講師となって「ビジネスリーダーとしての心構え」というテーマでのワークショップがある。ここに特別に参加させてもらった。かなり中身の濃い充実した2日間であった。
まずは碓井会長自身が今まで歩んできた人生においての話をされ、参加者が自分の立場で考えるきっかえを作った。
碓井会長は、自分が組織を率いる上での信念、製品新規事業化に向けての過程、また、世界と戦うための事業変革、企業体質を実現した地震のプロセス等を熱く語ってくれた。
1 自分の人生にもビジョンを
2 常に前向き
3 夢を力に、究めて極めて極める
何のために活動していくか、何のためにやるのかという考え方を第一にする時代になっている。そんな中で「能力×情熱×考え方」が大事であるが、この3つの中で1番大切だと思うのはどれか、という問いかけがあった。能力と答えた人は1名、情熱と回答した人が約3分の2、後は考え方と別れた。それぞれにその理由を求められた。
碓井会長の答えは「考え方」であった。考え方によってすべてが変わる。自分自身がどういう心持で行くか、「自分たちはこうあるべきだ」という考え方があって、どっちにもなる。世の中にとって正しいことをやろう。情熱も大切であり、能力をつけることも忘れてはならない。
私は情熱かと思っていた。碓井会長の「何のために活動していくか、名のためにやるのかという考え方を第一に」という言葉から気づかされた。