関東信越国税局管内が実施した2023事業年度の所得税と個人事業者の消費税調査での結果が発表になった。申告漏れ所得上位10業種は下記の通り。
1 内科医 3,133万円
2 経営コンサルタント 2,035万円
3 ブリーダー 2,006万円
4 歯科医 1,751万円
5 溶接 1,666万円
6 製図設計士 1,600万円
7 施設園芸農業・果樹 1,506万円
8 システムエンジニア 1,363万円
9 コンテンツ配信 1,336万円
10 ダンプ運送 1,335万円
上記とは別に、所得税無申告者を1011件調査。1件当たりの申告漏れ所得金額は2,294万円で、申告漏れ所得金額の総額は232億円。
消費税無申告者の調査は1384件。追徴額の総額は37億円。消費税の還付申告者の調査は128件。追徴税額の総額は2億円。
この結果をどう受け止めるか。無申告者からの追徴税額が多いのは当然だが、この点を重点的に調査してもらいたいと誰もが感じるだろう。