長野県では、「障害のある人もない人も共に生きる長野県づくり条例」が施行されている。その条例に基づき、不当な差別的取り扱いや合理的配慮の提供に係る当事者間の紛争解決のための委員会の設置になっている。
委員会の前半は公開で、後半は具体てな内容なので非公開で開催される。この委員会に所属して2期目に入った。
家族に障害者がいる自分としては、なんとなく方向性が違っているのではないかと感じることがる。方向性というか、こうした条例や条例に基づく「障害を理由とする差別を解消するための体制」がフローチャートでできているが、こうしたものが整えてあるからいいでしょ的な感じが否めない。何か大切なものが欠けているようで・・・。でもそれが何なのか、私はまだよく見えていないのだ。
条例や規則に沿って物事を進めるのは大切だが、そこにある障害者や事業者の思いがうまく表れていないような気がする。
「ともいきカンパニー認定制度」がある。これは優れた合理的配慮を提供する事業所を認定する制度だ。この制度も認定したら、その先を認定する県がみていないことも課題だと思う。
それにしても本日のWEB会議は、非常に聞き取りづらく残念であった。