トップマネジメント懇談会

 長野県経営者協会主催のトップマネジメント懇談会が軽井沢で開催された。33回目の今回は「情勢の活躍について考える」をテーマに、講演においては2名の人が登壇し、その後パネルディスカッションが行われた。

 講演最初の登壇者は、株式会社キングジム・取締役常務執行役員の木村美代子氏である。『多様性を生かした価値共創・お客様と作り上げたサービスと企業成長』という演題である。

 多様性を生かした価値共創から生まれた事業内容が非常に興味深かった。特に消費者からのアンケートや商品の購入分析結果から、同じ商品でもパッケージを変えたり、また商品のセット方法などを工夫し、またどのような消費者対象にその商品を販売するのか等ネット販売による面白さがあった。まもなく開催される株主総会で社長に就任するそうだ。

 2回目の講演は、中電クラビス株式会社取締役岡野喜子氏である。岡野氏とは以前から面識があるだけに、とても楽しみであった。演題は『女性活躍について・自分らしく働く環境づくりを目指して』。

 今まで歩んできた人生においての気づきや工夫、提案、変化等を話してくださった。岡野氏が経験した窮屈さは、結果岡野氏自身への気づきにもつながったのがだ、そのことを聞いて、自分にも同じようなことがあったことを思い出した。

 岡野氏の言葉『女性活躍は多様な人材に向けた取組・Enjoy Working』は印象に残った。

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