苫小牧

羽田11:00発のフライトで苫小牧にやってきた。

 苫小牧は初めてである。

 新千歳空港からJRを乗り継いで苫小牧駅までやってきた。駅も時間によるのか、乗降客が少ない。

苫小牧駅

 目的は、明日6月6日の苫小牧CCS実証実験センターの視察と、苫小牧市役所の産業経済部企業政策室との懇談会である。

 前日の今日、苫小牧入りをした。時間がたっぷりあったので、明日のために、ゆっくりと苫小牧駅から南方面を苫小牧港まで巡り歩いてみた。

 午後2時ころからの行動であったが、車の量は少ないし、歩行者もほとんどいない、店は閉まっているという状況で、苫小牧ってどういうところなんだろうと首をかしげるばかり。その割には、ホテルが乱立している。

 とはいえ、主要官庁街でもあったらしく公的建物の所在を把握することができた。

2024年6月5日 ルート図

駅から南に延びる道路には、おしゃれな街灯が並んでいる。

 明日訪問予定の苫小牧市役所。12階建ての立派な建物で、隣には市役所第2庁舎があった。夜間休日受付は、第2庁舎で行っているらしい。

苫小牧市役所

市役所の先には苫小牧税務署。

道端にはピンクのオダマキが咲いていた。

街路樹でもあるのか、いたるところに咲いていて沈丁花のような甘い香りがした。

偶然に見つけた税理士会館。税理士会苫小牧支部だ。寄ってみようかと思ったが、そのまま通り過ぎてしまった。

苫小牧港までやってきた。

苫小牧港にあるマルトマ食堂。ここのホッキカレーが評判で、いつも混んでいる。観光客も並んで待つそうだ。営業時間が5:00~14:00。

マルトマ食堂の近くに海の駅。

持って帰れないわ。残念。北寄(ホッキ)は1ケ750円だと。

海の駅の道を挟んだ向かい側にピンコロ地蔵。長寿山地蔵尊だそうだ。

ピンコロ地蔵の隣にほっき貝資料館。閉まっていた。

王子製紙のチップ工場。

広い敷地で、ぐるっと塀に沿って回り込んだら、木材チップが積まれているのが見えた。

シロミミナグサ。道端に咲いていた。

裁判所

市民会館

市民会館の敷地内には苫小牧開拓記念像があった。

苫小牧市科学センター。ここでは宇宙ステーションミール展示室がある。時間が遅かったので、入れなかった。

パラボラアンテナとその仕組みが説明されている。

苫小牧市科学センターの敷地内の蒸気機関車。

 昼間、車や歩行者が少ないのは、多くの人が王子製紙で働いているからだと聞いた。5時を過ぎると、人通りも車も多くなりにぎやかになるらしい。店も夕方5時ぐらいからオープンのところが多い。

 苫小牧CCS実証試験センターの視察は、日経新聞社の編集委員をやっている安藤淳氏からお聞きして興味を持ったのがきっかけである。日本政府としても、2030年までにCCS事業化し、2050年までには現在のCO2排出量の1~2割相当を国内で地下貯留することを目標にしている。

 明日はどんな発見があるだろう。

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