学校評議員会

 N学校評議員を担って何年にもなる。1年に3回評議委員会は開催され、その都度、現在の学校教育に触れている。今年度3回目となる評議員会では、この3月の卒業予定の生徒が2名出席して、3年間に学んだことを発表してくれる。

 K君は、大きな役割を担ってやり遂げた結果、「周りを見ることができるようになった。一つの事業にかかわっている人たち全員が、やるべきことをやらないと成功しない。そのために自分がどう動けばいいかも学ぶことができ、人間として成長できたと思う。自分勝手ではなく、自分から何をすべきかを学んだ。これからの進路、人生に生かしていきたい。」と発言してくれた。

 指示待ちの多い若者の中で、一人でもこうした若者がいることは嬉しい。

 生徒会長をやったN君。「新しいことをして新たな風を吹かすなかで、生徒同士のぶつかり合いもあったが、ポジティムにとらえ、結果、自分自身や周りをよく見る力や真価が問われる姿勢が身に付いた。」

 生徒会長という立場に立った経験が、全体を見ながら引っ張っていく力を学んだんだな・・・と、これからの社会生活においても大いに期待できるんだわ。こうした人材は、各企業でも手に入れたいだろう。