労働力としての市場価値

 「第10回働く人の意識に関する調査」結果が発表になった。公益財団法人日本生産性本部が行った調査である。

 『あなたは勤め先から支払われている給与は、あなたのキャリアや能力、成果から見て、世の中の相場に見合っていると思うか』という質問である。

 結果は、「相場より高いと思う」5.6%、「相場に見合っていると思う」30.3%、つまり相場(市場価値)より給与を多く受け取っている、妥当であるという人が35.9%であった。「相場より低いと思う」と感じている人は38.6%、「わからない」は25.5%であった。

 相場より低いと感じている人のうち、8.0%が現在転職活動をしていて、42.6%の人がいずれ転職をしたいと思っているという結果であった。

 この調査結果を見て、どう考えるかは自分次第かな。