バックキャスト思考

 最近、20代の人たちと話をする機会があった。今まで何を勉強し、これからは何をやりたいか・・・のディスカッションである。それぞれ自分の進みたい道を見出しており、進み始めている人もいれば、これからチャレンジする人もいたが、みんな輝いていた。目標を持っていると、一つのことでも見方が変わって受け止め方も違ってくるのだ。

 ある人は「今までバックキャスト思考でここまでやってきた。」と言っていた。あらかじめ目標を決め、そこを起点に現在を振り返り、今何をすべきかを考えながら段階的に目標に近づく努力をしていき、最終的に目標に到達する発想法だ。目標実現のために何ができるか・・・。

 こうした思考をもってチャレンジしている姿にとても刺激を受けた私である。

 事務所で取り組んでいるSDGsもバックキャスト思考で作られている。SDGsの取り組みも、自分の人生においての過ごし方ももう一度見つめなおしたいと考えさせられるきっかけになった。