遺言書を書き直したいというMさんが事務所に来所した。Mさんは以前に自筆遺言書を書き、事務所でその遺言書を預かっていた。配偶者を亡くして10年近く。独居生活を続けてきたが、最近思い立って書いた遺言書があった。新しい遺言書の書き方で、財産目録はパソコンで作成。財産目録にも署名押印した。その時には、これで少し楽になったといっていたMさん。でも迷いが生じて事務所にやってきたのだ。
遺言書の一部を書き直したと、遺言書の訂正部分だけを持ってきたOさん。これじゃあ通用しないかな。Oさんと話し合っての書き直し。
最近相続が発生して、預かっていた遺言書の検認をした。検認の場で開封した遺言書の封筒には、遺言書とともに、別紙で訂正文が入っていた。もうビックリである。
このようなことが1ヶ月の間に3件。遺言書を書いても迷うことが多いんだということを改めて感じた。
その都度寄り添って、ご本人の残したい遺言書を大切に預かり続けている。
ショウジョウバカマ