「3K」というと、一般的にはあまりよくないニュアンスで使われることの多い。「きつい」「きたない」「危険」を現している場合に「3K」と表現し、1980年代ごろから広まったようである。
「新3K」というのも出てきて、これは「きつい」「厳しい」「帰れない」や、「きつい」「帰れない」「給料安い」を意味するそうだ。
東京海上日動火災保険の執行役員・森美和子氏の話をお聞きする機会があった。その中で印象に残ったことが「3Kの徹底」である。東京海上日動火災保険にとっての「3K」とは、「期待して」「鍛えて」「活躍する機会と場を与える」で、社内に発信しているそうだ。「個の力を生かせる組織」になっているのだ。
規模は全く比較にならないが、事務所においてもいかに「個の力」を発揮してもらえるか考えながら発信していることも多い。一気には変わらないだろうが、少しずつの変化に期待している。
何事もそうだろうが、自分の心に響いたことが形になるといいなあ~と思っている。