たっぷりと時間が与えられた1週間。今までたまっていた仕事をこなし、読みたいと思っていた本を読み、今までの人生をかけた(?)山の地図を整理した。
ここで読んだ本に『イオンを創った女・評伝小嶋千鶴子』がある。いろんなことの学びになるが、「自立・自律して生きるための処方箋」においては特に考えさせられた。
『散歩のついでに富士山には登れない』→私には非常にわかりやすい。
『仕事において「させられている」と「自らしている」とでは大きな違いがある。仕事を「自らしている」と考えられたら、もっと工夫改善することはないか等創造することができる。すなわち「主」となる。一方「させられている」「私には関係ない」というのは当事者ではない。「当事者」か「傍観者」か、いずれの立場を選ぶかは本人の心の「選択」である。』
『精神的自立とは、他人に依存せず個人としての尊厳を持ち自律していくこと。職業的自立とは、職業を通じて世の中に貢献することであり、その職業によって経済的に自立すること。自分たちの会社を、今後どうしていくかということは、自分自身をどうしていくかと全く同一のことである。すべては自分自身の生き方、人間としての生き方の問題なのである。』
以上、特に心に残った部分である。
その人によって心に響く部分は違うが、この機会にぜひ手に取って、自分の生き方を変えるきっかけとなってほしいなあ。