毎年この時期に開催される連合長野との懇談会。
連合長野から春季労使交渉に関する申し入れ書の趣旨説明があり、長野県経営者協会側から、春季労使交渉に臨む見解の趣旨説明があった。そのご意見交換。
経営者側の基本的な考え方
『賃金引き上げに対する社会的期待を考慮しつつ、生産性向上による付加価値増大の成果・果実は、賃金引き上げや総合的な処遇改善などにより従業員に適正に配分されることが望ましい。ただし、基本給を底上げするベースアップは、あくまでも賃金引き上げの「一つの選択肢」でしかありえない。』
2019年の賃金改定について、
① 昇級・ベアともに実施した企業 32.0%
② 昇級実施・ベアなし 65.3%
③ 昇級・ベア実施なし 0.7%
2020年予定は
① 昇級・ベアともに実施 14.2%
② 昇級実施・ベアなし 44.0%
③ 昇級・ベア実施なし 0.7%
④ 未定 39.7%
となっている。