「2019地域フォーラムin長野」が連合長野主催で開催された。250人ほどの参加者である。
第1部は「働き方の岐路・私たちはこれからどう働き生きていくべきか~生活時間からあるべき働き方改革を考える~」という演題で圷由美子弁護士の基調講演があった。
第2部では、第1部の基調講演を受けてのパネルディスカッション。久しぶりにパネリストとして登壇した。
パネリストは4人。有識者として圷弁護士、行政から長野県、労働団体からフード連合長野地区協議会副議長、私は経済団体代表としての登壇であった。
働きたい魅力のある職場・暮らしたい魅力のある長野県になっているか、魅力ある長野県・職場にするには何が必要か等を中心に、それぞれの立場からの発言。
中小企業の経営者側は、労働時間を短縮して生産性を向上することを目標にしている。「生活時間」という考え方は経営者側にはなかった。
働き方改革を進めていく場合に、「長時間労働をなくそう」ではなく「生活時間を大切にする働き方」を念頭に置く必要がある。そうすると、働き改革も「Must」(やらなければ)から解放される。経営者も社員も自分の会社を生き生きと語ることができるようになる。
今回のフォーラムでは、経営者側の意識改革も大切であることを強く感じ、経営者側へ問題提起をしていきたいと思っている。
「連合」公式キャラクター「ユニオニオン」