9月の研修

 何となく秋になってきた気がする。
 秋というと学びの季節(?)。今月だけで8研修会が予定されている。仕事の合間にこれだけの研修会をこなすのは大変だが、やるしかない!

 9月2日には成年後見研修があった。
 日税連主催のライブ配信で松本会場で受講したが、この内容は、長野県にとっては参考程度であったと思う。大阪家庭裁判所管内ではすでに実施しているらしい「意思決定支援」。しかし長野家庭裁判所では、まだガイドラインの策定に至ることなく、もちろんアセスメントシートの活用もないのが現状だ。税理士会としての成年後見研修は、内容を検討すべきと感じた。

 そして今日は全国統一研修会の1日目。
 東京大学大学院教授の中里実氏が「中間層没落の中の米中関係と税理士制度」という内容で講義をいただいた。中里氏は政府税制調査会会長でもあり、濃い内容の話が非常に興味深かった。中間層が没落してしまうと経済が成り立たない!という私には意外な話が新鮮だ。

 引き続き今夜は裁判所関係の勉強会がある。「間接強制決定に対する執行抗告棄却決定に対する許可抗告事件」が中心になるだろう。

 新しい知識や自分の考えをもとに議論するのは実に楽しい。

クロトウヒレン

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