労使懇談会

 連合長野と長野県経営者協での懇談会が開催された。「生産性の向上」という点で連合長野からの問題提起があり、各経営者が自分の企業の取り組みについて発表した。

 事務所の場合は製造業と違って生産性をどう管理するのか数値化が難しい。しかしここ1年半かけて取り組んできた「働き方改革」においては、顕著な効果が表れていることは事実である。
 時間管理を徹底した。特に残業時間については、事前届出許可制にしたら約3分の1に残業時間が減った。仕事量は変わらない。場合によっては増えているかもしれない。しかし仕事をきちんとこなしているのだ。残業手当は生活給になっているので、残業手当代が減少した分賞与に上乗せした。
 事務所の職員は時間管理について不満もあるだろうが、経営者側としてはブレずに行ってきた結果が数値として現れ、私は嬉しかった。少しずつ職員の意識も変わってきてると感じている。同じ仕事をしても残業が少なくなり、しかし同じだけの給料が支給され、自分の時間を確保できるようになったことへの目覚め。
 企業それぞれの取り組みがあるだろうが、思い切って事務所の働き方を見直ししてよかったと思っている。

 懇談会の後の懇親会は、ずいぶんと盛り上がりました。当然だけれど・・・ね。

ヨツバヒヨドリ

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