角間山~鍋蓋山

 梅雨の晴れ間に山へ行かないなんて・・・!貴重な1日がもったいない。ということで、標高1900m以上の山で割と簡単に登れる角間山~鍋蓋山を縦走することにした。湯ノ丸山や烏帽子岳は人が多いだろうが、登山者の少ないと思われる角間山なら静かな山歩きができる。99番観音からスタートして100番観音に戻る周回コースで、標準タイム5時間だから、多分4時間弱で回れるだろう。
 朝ゆっくりと8:35のスターとなった。
 登山道が整備されていて歩きやすい。あっという間に気持ちのいい空間に出た。ここは猿飛佐助の修行の地らしい。湯ノ丸山が低く、桟敷山が高く見えた。角間峠を目指して先に進む。
 ここからが愉快(?)だ。蕨がたくさん出ていて、蕨取りに来たのかと思うほどたくさんゲット。お花もたくさん咲いていて、写真を撮るのにも忙しい。それでも30分ぐらいで角間峠に到着してしまった。
 しばらく樹林帯を登って行く。やがて笹に覆われた稜線に出た。この稜線から大ヤリに続く尾根を確認。もちろん道はないのだが、1日天気の保証があれば行ってみたいピークだ。目の前に迫る角間山を目指し先に進む。頂上直下で突然現れた単独行の登山者にはびっくりさせられた。
 角間山の山頂には、スタートしてから1.5時間弱で到着した。ガスっていて眺望はよくない。すぐに鍋蓋山に向かうことにする。これでもかというぐらいに下降する。やがて平坦な笹原に出て、また登り返し。最後緩い登りて山頂へ。木々に囲まれていて眺望はない。
 角間山に引き返す途中でサラサドウダンの花がたくさん咲いているのに気が付いた。嬉しかった。
 駐車場所に戻ったら、ちょうど12:00でした。

 

2021年7月3日 ルート図

 

99番観音スタート。整備された登山道。

 

アヤメ

 

猿飛佐助修行の地からの湯ノ丸山。なだらかだ。

 

猿飛佐助修行の地からの桟敷山(左)と小桟敷山(右奥)。

 

蕨取りをしながら進む。お花もたくさん。
ミヤマクワガタソウ

 

オオヤマフスマ

 

ウマノアシガタ

 

シロバナヘビイチゴ

 

ツマトリソウ

 

レンゲツツジ

 

角間峠。湯ノ丸山と角間山の分岐。角間山に進む。

 

角間峠の空。青空がのぞいている。

 

角間山を目指していいる途中、振り返ると湯ノ丸山。

 

そして桟敷山から三方ヶ峰方面はガスの中。

 

角間山が現れた。

 

角間山山頂。周りがガスで眺望なし。すぐに鍋蓋山に向かうことにした。

 

角間山からガンガン下り笹原に出ると見えてきた鍋蓋山。

 

鍋蓋山山頂。

 

鍋蓋山山頂から角間山に戻る途中に咲いていたサラサドウダン。

 

角間山に戻って気が付いたウスユキソウ。

 

タニウツギ

 

フウロソウの一種かな?