三宝沢~三宝山

 沢登りの季節になった。今シーズンは三宝沢でデビュー。三宝沢を遡行して三宝山へ。三宝山から十文字峠経由で毛木平へ戻る予定。
 毛木平を7時ごろにスタートした。途中まで登山道を利用し、慰霊碑を過ぎて間もなくの本流から分かれる三宝沢に入渓した。ワクワクだ。
 天気は曇り。前日に雨が降ったが水量は少ない。もともと水量が少ない沢なのだろうか?流木も結構ある。地図上に水線が描かれている二俣まで簡単に到着した。二俣は右俣へ。ガンガン進んで行くと変則な三俣へ。ここは左俣に入る。ここから渓相が変わった。小さい沢であるけれど癒し系の沢だ。ナメ滝が続き結構楽しめる。急傾斜を登って行くので高度が稼げる。唯一核心部と思われたところはナメの終了近く。そこを通過すると脱渓した。大した藪漕ぎもなく三宝山の山頂に飛び出した。20年ぶりぐらいに踏んだ山頂。三宝岩を見逃していたので、今回はしっかりと三宝岩に行って登り上げた。フリーで大丈夫。いつの間にか青空が見え、三宝岩のピークからは素晴らしい眺望を楽しめた。
 下山は十文字峠経由。
 途中の武信白岩山のピークは、ちょっと緊張を強いられるクライミングで登頂。その先の大山からは埼玉県境と群馬県境の稜線がきれいに見えた。
 今シーズン初の沢登りも楽しかったが、下山途中の眺望も素晴らしかった。満足でした。

 

2021年6月20日 ルート図

 

毛木平から一般登山道を行く。

 

シロバナヘビイチゴがたくさん咲いている。

 

入渓地点。正面に見えるのが三宝沢。

 

カラマツソウ。

 

遡行しやすい沢だ。

 

地図上ではここまでが水線が描かれている二俣。右俣を進む。

 

流木が少なくなり遡行しやすくなった。

 

水量は少ないがナメが続く。

 

結構急傾斜だ。続くナメを登って行く。

 

変則的な三俣に到着。左俣に入る。

 

左俣に入ったら癒し系。

 

癒し系と思っていたらナメ滝が続きちょっぴり緊張。ここが核心部。

 

核心部を抜けてもナメが続く。ここで滑ったら・・・。ここまでくれば間もなく脱渓だ。

 

脱渓すると苔むしたふわふわ絨毯が続く。

 

苔の花も。

 

ここから三宝山山頂に飛び出した。

 

約20年ぶりぐらいに再登頂。三角点も確認。

 

三宝岩

 

三宝岩にクライミング。

 

三宝岩から八ヶ岳

 

右は甲武信ヶ岳、左は木賊山。

 

三宝岩の間にコイワカガミが咲いていた。

 

十文字峠へ向かう途中の尻岩。なるほどね。

 

標高2280mの地図上の武信白岩山山頂。武信白岩山の南峰にあたる。藪漕ぎでここまで登り上げた。

 

いつもの儀式。

 

武信白岩山山頂はあれ。山頂に立っている標柱が見える。あそこに立つのもワクワクだ。

 

ウラジロヨウラク

 

武信白岩山の山頂に立つ。緊張を強いられるクライミングだった。奥に見えるのは三宝山。

 

武信白岩山からの眺望。

 

素晴らしい。登った山を確認できるの嬉しい。

 

中央に座するはこれから向かう大山。

 

シャクナゲもまだ咲いていた。

 

大山山頂。

 

いつもの儀式。

 

大山山頂から、歩いてきた山を眺める。

 

両神山と赤岩尾根。群馬県境と埼玉県境の稜線も見えた。