当初中房川・曲沢が今シーズン初の沢になる予定であった。しかし天気予報が外れ、向かう途中雨が降り出したので、急遽目的を変更。昨年に田切岳に登った時にびっくりしたオンボロ沢の偵察をしようということになった。
地図はないので行けるところまで。黒覆山に登った時には与田切川を渡渉しているので、その時の記憶を頼りに前回と同じ駐車場所へ急いだ。
駐車場所から林道を利用してシオジ平自然園までいく。そのつり橋からは、与田切岳のきれいな流れが緑に映えていた。奥には大きな滝が。この自然園から与田切川・オンボロ沢へ入渓した。
入渓時点から名の通りオンボロ。すごく荒れていて、大岩が川の両岸を埋め尽くしている。林野庁で施工した堰堤がいくつもあるが、この堰堤を乗り越えていくのが核心だ。このオンボロ沢を詰めていくと田切岳の百閒薙に出るのだ。
行きたいが時間的に無理。途中で引き返し、今度は与田切川・中小川を遡行することにした。この中小川は越百岳に通じるのだ。これも途中まで偵察。中小川の素行は結構楽しめたが、ここも奥まで堰堤が入っていて、ちょっと残念だった。
今にも落ちそうな巨岩の下を通り抜けなくてはならない。恐ろし!