笠山経由の飯綱山は、1年に1度残雪期に登っている。どういうわけか今シーズンは登るチャンスがなかったので、いい機会だから藪漕ぎ覚悟で笠山を登ってみようと思った。
登りなれたルートではあるが、グリーンシーズンは初めてだ。どのくらいの藪かワクワク。
いつものところから尾根に取り付く。大したことない。思っていたより簡単に1409.1mの三角点に到着した。いつもは雪の下だから初の出会い。
先を急ぐ。
ここからは急登となり笹藪が出てきた。途中から背丈ほどの笹藪。見通しが悪いが、だんだん見えてきた笠山の姿を目指して登っていく。残雪期に見覚えのある大木を通り過ぎ、笠山(1553m)の山頂に到着した。
ここから先はどのくらいの笹藪か!
大好きな鞍部に下ると、やはり残雪期とは違う。一面が笹に覆われ、戸隠連峰は藪が邪魔していた。ま~そうだよね。
笹の中を泳ぎながら上を目指す。ほとほと疲れてくるが止めるわけにはいかない。振り返ると笠山がいつの間にか低くなっていた。あ~背丈以上の笹藪は久しぶり。
飯縄山西登山道に飛び出した時にはホッとした。座り込んで頬張った笹団子がおいしい。笹藪が終わって笹団子・・・なんてちょっとおかしかった。
飯縄山山頂には誰もいない。ゆっくりと焼き肉とラーメンでビールパーティ。めちゃ疲れたけれど息子と二人の藪漕ぎ山行は最高でした。
地蔵山は思い出深い。
誰もいない飯縄山山頂。ゆっくりと焼き肉とラーメンでビールパーティ。