2020年1月1日
サンアントニオで新年を迎えた。
海外にいるのだから、やっぱり教会での新年礼拝からスタートさせたい。ということで、ダウンタウンの中心地にあるSt.Joseph Catholic Churchに行ってみた。
タイミングよく礼拝が始まる直前でよかった・・。
礼拝が始まるのを待っていたら、隣の男性が声をかけてきた。「この教会によく来たね。私はここのホスピスにいて、癌が相当進んでいるんだ。ゴホゴホ。だから今日明日食べる分だけでいいから10ドルくれよ。ゴホゴホ」そういいながら、ウエストポーチをしげしげと見る。
じゃあこれだ!やおら財布を取り出し、折り紙の鶴を差し出して「私はお金を差し上げることができないので、これ(折り鶴)をあげましょう。Japanese Origamiです。」と言って差し出すと、不貞腐れて首を振って去っていった。
新年早々の出来事。観光客をターゲットにしたゴホゴホタカリらしい。
礼拝堂には多くの信徒たちが集まっていた。女性の侍者の歌声が礼拝堂に響いて、美しい賛美の礼拝が続いた。
St.Joseph Catholic Churchでの礼拝が終了した。礼拝前に変なことがあったが、この礼拝で清められたと思う。
リバーウォークの途中にあったサンアントニオ像。イエス様を抱いている。
更に進んでいくと、サンアントニオのいわれが刻まれた石碑があった。
フランシスコ会の神父とスペイン総督が初めてこの地をサンアントニオと名付けて1691年に居住し始めた場所。
リバーウォークから道に上がると、そこはLa Villita(小さい村)である。サンアントニオ発祥の地だ。
このショップでは、アロマエッセンスやせっけんを買い込んでしまった。
リバーウォークをどんどん南下していく。やがてたどり着いたKing William Historic Districtの入り口。
King William Historic Districtはダウンタウンの南に最初のドイツからの人たちが住んだエリアである。1860年~1890年代に完成したビクトリア調の建物が建っている。
Edward Steves Homestead(エドワード・スティーブズ・ホームステッド)。1876年に建てられた3階建てのビクトリア・フレンチ様式の建物。一般公開されているが、今日はクローズでした。
Guenther House(グンサーハウス)。現在レストランとして営業しているが、ここもクローズでした。P’ioneer Flour Millsという製粉会社の商業者の邸宅だったとのこと。
元南軍の将校だったエリアス・エドモンドとルーシー・ホールが結婚して、1877年にこの地域のこの場所に初めて建てた家。
ノートン・ポルク・マチス・ハウス。この敷地は、1869年に商人のラッセル・シー・ノートンによって購入された。1876年に建設が始まった。2階がビクトリア調になっていて、イタリア・ルネッサンス様式の塔も付け加えられた。
OGEハウス。サンアントニオの初期の石造りの家の一つ。OGEという人が、1881年にこの家を購入した。
どんどん歩いて行ったら、公園があった。ここで高校生2人が勉強していた。新年だよ!すごいなあ~。
この公園から歩いて5分の所に、「Rosalio」というメキシコ料理店がある。人気店らしい情報を得ていたので、行くさあ!
新年でもあるためか、かなりすごく混んでいて待たされた。でも待った甲斐があったぐらいに食事がおいしかった。
メキシコ料理では、必ずサービスで出てくるトルティーヤ。チリソースをつけて食べる。そのピリ辛感がおいしいのだ。
サラダにはホウレンソウが中心で、アボガド、チキン、グルテン、ナッツやレーズンが入っていた。ドレッシングもおいしい。
開けてみたら、中に温かいトルティーヤが入っていて、鶏肉を包んで食べた。
満足したKing William Historic District。そろそろ帰りの時間。
またリバーウォークを歩いていく。今度は対岸のリバーウォークだ。途中立派な建物が見えた。
以前どこかの海外で裁判所の中に入ろうとしたら止められたことがあった。今日は新年なので裁判所は休みだから、玄関入り口に立つことができた。
夕方6時近くなると暗くなってくる。
このままホテルの戻るのにはもったいないから、リバーウォークを北のほうへガンガン歩いて行ってみた。
クリスマス用のイルミネーションで、これは夜10時まで輝いているらしい。
今日1日でリバーウォークを約22キロ歩いた。
明日は、ミッショントレイルを歩く予定。アラモ砦を起点としてダウンタウンの南にあるミッションロードを行くのだ。できれば歩き通したいと思っている。