MO I RANAのMOfjellet(モ山)

 2019年6月21日

 モ・イ・ラーナに1日居られる最後の日。
 そうだ!MOfjelletを登山しよう。便利なことに登山口まではあるいて20分。地域の人たちに愛されている山らしい。標高571mの山だが、海抜0m地点からの登り。でも大したことないか!

 地図とにらめっこしながら登山口まで歩いていく。

登山口には立派な案内板が立っていた。10:40さあ~行ってみよう。

 

最初はこのような気持ちのいい道を行く。

 

約10分で最初のビューポイント。

 

11:07にビューポイント2に到着した。快適に高度を上げていく。

 

まもなくすると湿原があちらこちらに出現した。湿原にたくさんの花が咲いている。

 

ゴゼンタチバナに似たこの花は、昨日行ったMarmorslottetにもたくさん咲いていた。

 

ノルウェーの花

ヤマキケマン

 

ヒメシャクナゲ

 

滝がいくつもあった。稜線上の湿原からの水が流れ落ちているのだ。

 

コケモモ

 

11:47ビューポイント3に到着。ガスがかかっていて残念。目の前の大きな池からは滝になって水が落ちていた。

 

ビューポイント3には小屋があった。ポストも設けられていて登山者のメッセージなどが書かれているノートもあった。

 

ノートに署名。

 

 「ここ(ビューポイント3)から先は大変なコースなので一般者はここで引き返す」とインフォメーションセンターでは言っていた。
 しかしせっかく来たのだから、それではもったいない。もう少し先に進んでみる。

 

 いい道が続いている。この道の両側は湿原になっている。晴れていたらもっと気持ちいいだろうな。

 だんだん道の状態が悪くなっていく。
 湿原の中を歩いていくと、靴は泥だらけになってしまった。小雨のせいもあるだろう。ガスっても来ている。

ふと足元を見ると雨に濡れたツマトリソウが寒そうにしていた。

 

湿地帯が一面に。ルートが分からない。このような杭が頼りだ。

 

こんなところを進んでいく。ワタスゲもたくさん咲いている。やっぱり寒そう。

 

目的地まで約800mぐらいを残して引き返すことにした。

 

 引き返し地点の湿原。
 晴れていたら終点まで行っただろう。ちょっと心残り。でも上級者が行くルートを途中まで歩けたからいいか!と思うか。12:35に下山開始。

 

登りの時には気が付かなかった花。セイヨウミヤコグサ。

 

ヤマエンゴサク

 

ノコギリソウ

 

ノルウェーチドリ

 充実したモ・イ・ラーナでの時間。ここでもたくさんの親切に出会えた。感謝だ。
 明日は午後のフライトで、オスロへ移動。