2019年4月26日
ロンドンでのいち仕事(?)は、キングスクロス駅の英国図書館近くにあるRNIBを訪ねることだった。
盲人用具を扱っている協会で、イギリス製の盲人用腕時計を購入するためだ。音声時計ではなく指で触る時計。
ここには以前に2回ほど行ったことがあり、一番の思い出は、ランチをRNIBの近くでとった時に、仕事中にもかかわらず多くの人がビールを飲んでいたことである。
そしてその習慣(?)は続いていた。なんか嬉しくなる。もちろん気に入った時計を購入することができたことも・・・ね。
偶然知った聖パンクラス・オールド教会。その教会は歩いて10分ぐらいのところにあった。
聖パンクラス・オールド教会には時計台もあって、12時には鐘を鳴らしていた。
教会は聖パンクラスガーデンズ内にあり、花もたくさん咲いている。
聖パンクラスガーデンの中には、お墓が点在している。不思議なところ。
キングスクロス駅から地下鉄でウォータールー駅に向かう。ロンドンの地下鉄はかなり深いところを走っているので、長いエスカレーターで移動。
ここからハンプトン・コートに向かうのだが、いつも通り、プラットホームの表示はギリギリになる。
ハンプトン・コートに来たのは、ハンプトン・コート宮殿に行きたかったからだ。
ハンプトン・コート宮殿は、1514年に、ヘンリー8世の重臣だったウォルズィ枢機卿が「イギリスで最も豪華な館」として造らせた。しかしあまりの素晴らしさに、ヘンリー8世に取り上げられてしまったとのこと。
本当に素晴らしいんだわ。
この宮殿の敷地内には、迷路公園があって楽しめる。エントランスを入る時に「さあ出口に戻れるかなあ~」と声を掛けられ、ドキ!
迷路の中心部に到着して、すぐに出口を見つけた!ほっ!!
宮殿の3つ目の中庭から振り返ると大時計。24時間時計で、テムズ川の干満まで表すという。
気持ちのいい、のんびりとした時間を過ごせた。テムズ川を渡ってハンプトン・コート駅に戻った。
私の周りには「ボヘミアン・ラプソディー」を何回も観たという人が多い。
フレディ・マーキュリーの家は、偶然にもホテルの近くだった。ならば行くしかない。私は「ボヘミアン・ラプソディー」をイギリスに向かう飛行機の中で観たばかり。
「ガーデン・ロッジ」と呼ばれていて、今でも扉にはそのように書かれている。観光客がチラホラしていた。
地域のコニュニティーに根差したフレンドリーで開かれた教会。礼拝堂。
明後日(4月28日)がパラ世界選手権。息子に会うのは明日の夕方になった。