リヴィウでの3日目は教会巡りをした。
旧市街から飛び出したところの教会まで足を運んだ。旧市街から外れると人が少なくていい。雪道だったがいろんな教会を訪ねることができて、満足いくリヴィウの時間だった。
この教会にはタワーがあるが、礼拝堂ともに入ることができなかった。
道を挟んで東向かい側にある聖ミカエル教会。聖ヨセフ修道院に付属する教会だ。
旧市街から外れた北にあるテオドール・シュトゥディット教会。ここは女性修道院の教会。
以前はベネディクト修道院といった。
礼拝堂には誰もいなくかすかに音楽が聞こえていた。いつまでも祈っていたい礼拝堂だ。
中は博物館になっていた。
どういう訳か、ローマ・カトリック教会の伝統のグレゴリオ聖歌が流れていた。ここはウクライナ・カトリック教会。
2階の聖歌隊席の壁には、キリストが横になっている絵が描かれていた。
聖ニコラス教会の正面口。残念なことに入れなかった。ここはウクライナ正教としてはリヴィウで一番古い教会。
教会入り口の上には創建された1518年の文字が刻まれている。
リヴィウ市内の教会はほぼ訪問したと思う。
不思議なのは、たくさんの教会がある中で、すぐそばに同じ宗派の教会が並んでいること。訪問した教会の中で一番多かったのはウクライナ・カトリック教会だった。
リヴィウで比較的古い建物が保存されているのは、ポーランドやロシアやソ連の間でたたかわれた戦争の中で、さほど重要な拠点にならなかったからである。
リヴィウは観光客が多いが、のんびりと過ごすことのできる町だった。
このビールが今までで一番おいしかった。左がダークビールで右がライトビール。このラベルが可愛いいね。
夜にリヴィウ大聖堂でのミサに出席。ウクライナ語でのミサである。
ホテルへ歩いて帰る途中、ミサを終えてきたリヴィウ大聖堂の塔が見えた。
明日午後に帰国にかかる。それまでの時間を大切にしたい。