大滝山(中央アルプス)

 大滝山というと北アルプスの大滝山を思い出すが、中央アルプスの大滝山を知っている人は少ないと思う。今年の秋から初冬にかけては、中央アルプスの山々を登り続けた。雪が遅いことが要因となっている。
 大滝山は、先週チャレンジした仏谷の北東に座する山である。登山道はない。来春リベンジ予定の仏谷を東側から見たくて大滝山に登った。

 横川渓谷の林道を延々2.5時間。簡単な渡渉をしてすぐに尾根に取り付いた。急斜面の登りが続く。地図で確認した等高線の幅より急登である。その分高度は稼げ、なんと1時間で山頂に到着できた。残念なことに眺望はほとんどなかった。仏谷は樹林で全く確認できず、かろうじて北西の木々の間から鉢盛山が確認できた位である。
 強風がつらい。いつも通りの儀式をしてすぐに下山に取り掛かった。
 下山途中にかろうじて仏谷と坊主岳から天照山が見えた。別の山から、すでに登頂した山に出会えるのは嬉しいものである。

 

2018年12月8日 ルート図

 

横川渓谷の林道を黙々と歩いていく。坊主岳が見えてきた。

 

やっと大滝山が現れた。あの尾根を登っていく予定。

 

横川川を渡渉する。

 

急斜面に取り付いた。

 

あれは坊主岳。霧氷で白くなっている。

 

青空が見えている。

 

間もなく山頂。藪漕ぎは全くなかったので、割と簡単に登れた。ただしかなりの急登。

 

大滝山山頂でいつもの儀式。

 

山頂からはほとんど眺望なし。唯一鉢盛山が見えた。

 

下山途中に確認できた仏谷。来春リベンジ予定。

 

坊主岳から天照山。2週間前に登った時のことを思い出す。

 

時間に余裕があったので、黒沢谷の3級の滝まで行ってみた。3段の滝を合わせて3級の滝というらしい。

 

スタート地点の横川キャンプ場に戻った。ここには天然記念物の蛇石がある。

 

横川ダムの手前で長畑山が見えた。