1週間前に登った黒沢山の下山中に長畑山という山があるのを知った。
2000mには満たないが、ちょっと気になって調べてみたら近江山から長畑山に稜線でつながっているので、どうせならこれら2山のピークを踏んでみようと早速足を運んだ。
辰野町のかやぶきの館から林道に入り近江山登山口手前まで進んで駐車した。林道終点から稜線目指して登っていく。すっかり葉が落ちて見通しが良く気持ちいい。稜線に出ると30分ぐらいで近江山の山頂に着いた。
この山は地元の小学生が登っているらしい。毎年登った記念プレートが設置されていた。山頂直下からは北アルプスがきれいに見える。アカマツが多いこの山は茸山でシーズンには止め山になるのだろう。進入禁止のテープがたくさん貼られていた。
近江山からは道が不鮮明。
稜線を外さずに長畑山を目指していく。気持ちの良い道のところもあり急登を頑張ると1552mのピークに立った。ここからは大きなアップダウンもなく、途中下山する予定の横川湖分岐を確認して進んでいくと、間もなく長畑山のピークに立つことができた。朝のスタートから3.5時間ほどだった。少々歩き足りないか!
笹藪に囲まれた山頂の標識と三角点。まだ雪がほとんどついていない乗鞍岳を見ながら、しっかりとビールタイムを楽しんだ。
このピークから見上げた空はすごくきれいで、ビールではなく空の青さによってしまった。あ~幸せ。
下山途中も北アルプスがよく見えた。本日の歩行距離は20.9キロでした。
近江山山頂。小学校登山の対象となっている山なので、標柱が設置されていた。プレートもたくさんあった。
近江山から長畑山へ向かう途中、木々の間から甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳が見えた。
長畑山の山頂はササに覆われていて、森林管理局の古い標柱が残されていた。