中央アルプスの地図を眺めていたら、なんか惹かれる山を発見。標高は2000mに満たないが、その名は「簫ノ笛山」。
色々名前の由来を調べたら、「駒ヶ根市誌自然編Ⅱ」に「里の人の話では、スズタケを採りに入ると、木枯らしに吹かれてヒューヒュー鳴る音からという」らしい。
なんと素敵な!行くしかない!
天気が保証された日に足をのばした。
この山は空木岳の真東に座している。標高は1760.8m。駒ケ根市の光前寺の奥の林道から取り付いた。1箇所の渡渉をして笹藪の中に激突。かすかなトレースを頼りに、思っていたより簡単に山頂に到着できた。
驚いたことに山頂には「簫ノ笛山」のプレート。
眺望は良くなかった。ゆっくりとビールタイムを楽しみ、途中別ルートで下山。半日のお手軽コースだった。
でもね、なぜか歩いている空の下だけず~と曇っていた。一瞬のシャッターチャンスを除いてね。