簫ノ笛山(ショウノフエヤマ)

 中央アルプスの地図を眺めていたら、なんか惹かれる山を発見。標高は2000mに満たないが、その名は「簫ノ笛山」。
 色々名前の由来を調べたら、「駒ヶ根市誌自然編Ⅱ」に「里の人の話では、スズタケを採りに入ると、木枯らしに吹かれてヒューヒュー鳴る音からという」らしい。
 なんと素敵な!行くしかない!

 天気が保証された日に足をのばした。
 この山は空木岳の真東に座している。標高は1760.8m。駒ケ根市の光前寺の奥の林道から取り付いた。1箇所の渡渉をして笹藪の中に激突。かすかなトレースを頼りに、思っていたより簡単に山頂に到着できた。
 驚いたことに山頂には「簫ノ笛山」のプレート。
 眺望は良くなかった。ゆっくりとビールタイムを楽しみ、途中別ルートで下山。半日のお手軽コースだった。
 でもね、なぜか歩いている空の下だけず~と曇っていた。一瞬のシャッターチャンスを除いてね。

 

2018年11月10日 ルート図

 

渡渉から始まる。

 

ガスの中を登っていく。

 

笹藪の中を泳いで・・。

 

山頂には「簫ノ笛山」のプレートがあった。

 

ビールタイム中に青空が。

 

登りの時とは別の尾根の急斜面を下った。

 

真ん中が簫ノ笛山。