水沢山~大棚入山

 先日、南川金一氏と電話で話す機会があった。
 その時はもう~舞い上がってしまって、肝心なことはすっかり頭から抜けてしまっていた。一つ覚えているのは、大棚入山の近くの山に登る予定がある・・・ということだった。
 大棚入山はまだ登っていなかった。
 まずは大棚入山に登って、その後もしかしたら南川氏と一緒にその近くの山に登れるかもしれない!なんて淡い期待を抱きながら、南川氏と同じコースをたどった。水沢山~大棚入山のピストンだ。

 昔は茶臼山までの登山道が開かれていたらしいが、今はところどころの踏み跡がかすかに残っているだけで、かなりのルーファイが必要だった。
 水沢山まではマーキングもあって楽ちん。
 水沢山から先が苦労だった。
 倒木多く、笹藪多く、ニセ山頂をいくつも越え、スタート地点から5時間弱で大棚入山のピークに立てた。同時にみぞれが降りだし、休む間もなく下山に取り掛かる。基本稜線を辿るのだが、複雑で何回かGPSで確認しなければならなかった。
 
 読図だけでの南川氏は、やっぱりすごい!

 秋のいい1日だった。

 

2018年10月20日 ルート図

 

朝の水沢山

 

大棚入山(左)へ続く稜線

 

水沢山への尾根に取り付き、あ~ご来光!

 

素晴らしい秋の時間

 

水沢山三角点

 

水沢山山頂。いつもの儀式。

 

水沢山から大棚入山へ向かう途中に出現した奇岩。

 

標高2000m近くでは冬になっていた。

 

肩ほどの高さの笹藪まで来ると、間もなく山頂だ。

 

見つけた!大棚入山三角点。

 

山頂にはプレートがかかっていた。プレートの少し下に儀式。

 

たった1輪咲いていたシロヨメナ。秋の名残りだ。

 

今日1日長い距離を歩いた。