2018年1月5日
サンチアゴ・デ・チキトスからサンタクルスに戻る日が来た。まもなくイエズス会のミッションを訪ねた旅は終わる。
早朝にサンチアゴ・デ・チキトスの町を歩いてみた。のんびりとした平和な空気。行き会う人ごとに、あいさつを交わす。知っている人も知らない人も。いいところだ。
サンタクルスに帰る途中、タペラスという村に寄った。
タペラスには4番目のミッションであるサン・ホァン・バプティスタ(洗礼者ヨハネ)教会の廃墟がある。
ここには石で造られた鐘楼だけが残されており、草に覆われたその名残は、いかにも廃墟というに相応しい風情であった。ここにも十字架の道行きがあり、聖週になると、村の人々が今でも訪れるという。
タペラスには、新たにハンス・ロットによって建てられたタペラス教会があり、ここでは毎週ミサが捧げられている。
サンチアゴ・デ・チキトスから約8時間かけてサンタクルスに戻った。1年5ヶ月ぶりにサンタクルス大聖堂に足を運んだ。
明日は真夏のボリビアを発って、パナマ経由で真冬のシカゴへ移動する。
サンチアゴ・デ・チキトスの早朝。のんびりしていて平和な空気がいっぱい。
村の中心地にあるタペラス教会。1980年代にハンス・ロットが修築したので新しい。