2018年1月4日
サンチアゴ・デ・チキトスの1日がスタートした。
マドレスという音楽教室をのぞきに行った。ここはイエズス会の宣教師たちが、必ず教育の中に音楽教育を加えていたことの名残。その成果は教会や町の音楽祭などでも披露されるが、今は今年の4月に開催される国際的なバロック音楽のフェスティバルのための練習が行われていた。
チキトス地方は壁画が多い。
エル・マランティアルの農場の奥に、今から1万年前ぐらいにこの地に暮らしていたインディオが描いた岩の洞窟の壁画だ。いろんな動物や人間の生活が描かれている。大西洋から太平洋まで大陸を横断する道の道しるべなども描かれている。
途中またまた木登りも楽しんだ。
バフコという木を登った。エル・マランティアル農場にはティロリーナがあって、これまたヒュ~と楽しんだ。
チョロ・サン・ルイスという滝を見に行った。
滝は下から見ているだけでは面白くない。ならば行くしかない!みんながおしゃべりをしている間に、私は一人滝の落ち口まで登った。素晴らしい!
今日の最後はスクワラ湖。
バードウォッチングやネイチャーフィーリングを楽しんだ。ハイメさんの鳥やその他自然界のものに関する知識の豊富さに感服。
サンチアゴ・デ・チキトスの夜はとても静かだ。
マドレス音楽教室。とてもかわいい建物だ。
エル・マランティアルの農場のつり橋を通って壁画への道を進んでいく。
途中の広場に10mぐらいのサボテンが立っていた。巨大サボテンがちらこちらに。
手の形。動物の毛や草で救った筆ですべて手で書いているということを表している。
クモに象徴されて勇敢な戦士が描かれている。この戦士は他の種族の人たちと戦った戦士で、クモ男と呼ばれている。
すでに絶滅してしまった動物を殺している人が描かれている。左が人間、右が動物。
立って出産している女性。今の時代にこの出産の仕方が見直されているとのこと。
大陸を横断した時の道しるべ。どうやって太平洋から大西洋へ行くかの道を示したもの。
チョチスの山岳地帯(セラニア)から流れてきて、滝となって落ちている。アマゾン川に流れていく。
滝への道のりは約30分。その入り口でジュースなど売っている家族がいた。いろんな話をして楽しかった。折り紙を折ってあげたらみんな喜んでくれた。チョチスの災害復興の際に、日本の企業が橋を再建したことを話してくれた。
今日の最後はスクワラ湖。湿地帯があって、湖に水が流れ込んでいる。