2017年12月31日
今日の予定はサン・ミゲル~サン・ラファエル~サンタ・アナの教会(世界遺産)を回る。
サン・イグナシオから約1時間でサン・ミゲル。ちょうど10時からの主日ミサに間に合い参列した。ここは1721年にミッションが開始されたところで、チキトスの宣教区の中で6番目にあたる。
シンセサイザーによる賛美!素晴らしかった。
サン・ラファエル。
ここは1696年にミッション開始されサン・ハビエルに次いで2番目の宣教の地である。
教会が建築されたのはここサン・ラファエルが最初(1745年~1749年)で、これに続いてサン・ハビエルの教会が建築(1749年~1752年)されている。マルチン・シュミット(スイスのイエズス会司祭)が建築した。
サンタ・アナ。
パラダイスのような空間でランチをとった。ボリビアの典型的なピーナッツスープはとても美味しかった。もちろんボリビアビールも。
サンタ・アナ教会は感動的だった。ここにはチキトス宣教区で唯一使用されているパイプオルガンがあり、これはオリジナル。70歳になるルーチョさんに来てもらってオルガンのカギを開けてもらった。
このオルガンは1750年に作られたものである。タッチOKといわれ、調子に乗って夫がオルガン演奏(バッハ作曲の平均律クラヴィア曲集の第1巻の第1曲ハ長調のプレリュードとフランソワ・クープラン作曲の恋するウグイス)をした。
感動!かんどう!
ルーチョさんも私たちのためにサンタ・アナの作曲家ジャヌアリオ作曲のイエスタ・デ・ラ・クルース(十字架祭)という曲を演奏してくださり、かつその歌を歌ってくださった。民謡風の素朴の歌だった。この歌は、5月3日の十字架祭でみんなで歌うそうだ。
感動!かんどう!
サン・イグナシオへ戻った。
夜にカテドラルでニューイヤーズイブのミサに出席した。巧みなギターの演奏と男女の二重奏、マラカスの奏楽によって美しくミサが捧げられた。
静かに2017年が終わっていく。
サン・イグナシオからまずサン・ミゲルへ向かう。途中こんな市場が。築地のような雰囲気で、朝ご飯をみんなが食べていた。
サン・ラファエル教会のカギを開けてくれた女性。お礼に折り紙をプレゼントした。
チキトス宣教区で唯一使用されているパイプオルガンでオリジナル。
教会管理者のルーチョさんもサンタ・アナの作曲家ジャヌアリオ作曲のイエスタ・デ・ラ・クルース(十字架祭)という曲を歌ってくださった。