偶然にも今日6月17日はアイスランド共和国の独立記念日。1944年にデンマークから独立した日なのだ。
だったら独立記念日をお祝いするレイキャヴィークを見て回らなくちゃ。
カテドラルのドーム教会で記念礼拝があると聞いたので、まずは教会を目指した。教会に入ろうとしたら「外交官関係者ですか?」とポリスに聞かれた。「えっ?」
選ばれた人しか礼拝に出席できないとのこと。確かに教会に入っていく人たちは、盛装していて旅行者は見当たらない。我々は「子羊の婚宴」には招かれていないということか・・・。
観光化してしまっているハットルグリムス教会ももちろん礼拝はなかった。
もう一つの教会であるカトリックの聖マリア教会を訪ねた。中心部からちょっと外れた緑の中にある教会。ここだけは扉が開かれており、しばし黙想の時を持つことができた。
独立記念日のお祭りは、記念式典とパレードが街中を練り歩いていた。
お気に入りのカルディ・バー(パブ)で再び地ビールを飲んでいたら、賑やかにパレードがやってきた。なんかワクワクした。
店のマスターはとても陽気で、また知識も豊富。トラベラーのビール以外の質問にも一つ一つ答えていた。日本人てこういう対応ができるか?しかも英語でね・・。
レイキャヴィークでもう1件行きたかった店は、ワッフルの店。ホテルの朝食に出るワッフルとは比べ物にならないくらいにおいしくて、お店の人もフレンドリーだった。
白夜のアイスランドはこれでお終い。明日の早朝のフライトでブリュッセル経由で帰国予定。
レイキャビークのランドマークであるハットルグリムス教会。この尖塔を目印に歩くことができる。今日も観光客でいっぱいだった。祈りの場ではなくなっている。
礼拝に出ようと行ったドーム教会。ポリスに「招待客でないとダメ」と言われてしまった。
ドーム教会の近くにあるチョルトニン湖湖畔の教会。ここも閉まっていた。
チョルトニン湖の南から。右にはハットルグリムス教会、左には湖畔の教会が見える。ちょっとした虚しさ。
気を取り直して緑に囲まれたカトリックの聖マリア教会。ここは扉が開かれていた。
国会議事堂前に行ったら、独立記念日の記念式典をやっていた。聖歌隊や音楽隊も記念式典を盛り上げていた。
カルディ・バーへ行ったら、「ウェルカムバック」と笑顔で迎えてくれたマスター。
飲んだビールは、「大統領」という意味の地ビール。2杯も飲んでしまった。
店の中にさりげなく掛けてあった。「一瞬一瞬を生き生きと、毎日笑って、世界中の人と愛し合おう」