鳳凰三山の地蔵岳から北にせり出しだ尾根上にある離山。
登山道はなく、私の尊敬する南川金一氏は4回目にして山頂に立つことができた山だ。私は2014年8月にトライしたが、時間切れで引き返している。
今回のリベンジ。作戦は、前夜のうちに尾根の取り付き口まで行ってテン泊し、夜明けとともに登りだすということにした。
これは正解だった。
歩行時間はなんと14時間。核心部は、第4高点と第3高点の間のギャップと下山のルーファイである。その他にも緊張を要するところが何か所もあり、妙義山系のバリエーションルートよりもグレードは高かった。
この辛さがたまらないんだけれどね。
第1の核心部。第5高点と第4高点間のギャップ。前回通過しているので、簡単にクリア。
南川氏のように、なるべくフリーで下降し、最後の10mだけロープを使った。岩はもろい。
第3高点のピークが見えてきた。ピークには帰りに登りあげる予定で先に進む。