サンパウロに到着し、荷物のピックアップをするはずであった。しかし荷物が出てこない。
ラゲッジクレームカウンターへ行く。
初めてだ。
調べてもらったら直接サンタクルス便に乗るという。本当?
成田のANAカウンターでは、サンパウロで荷物をピックアップするようになるとのことだったが。係りの人は「大丈夫!」という。
スーツケースの移動がなくて楽ちん!と喜んだ。出発ターミナルを探すのにも一苦労だったから・・・。
この時にラパスへ行くというボリビア女性が声をかけてくれた。一緒に出発ターミナルへ行きましょうと・・・。
同じ飛行機に乗るということもあったが、チェックインまでずっと一緒にいてくれた。
海外に出て、今回初めての親切をもらった。
彼女はサンタクルスでトランスファー。もう会うことはないかもしれないが、今でも彼女の顔を思い出すことができる。
彼女とはスペイン語と日本語で会話をした。
待望のサンタクルス。・・・であったはずだが、嫌な予感が当たってしまった。
やっぱりスーツケースが出てこないのだ。
ここでもラゲッジクレームカウンター。
問い合わせて明日ホテルに連絡をくれるという。
たぶんサンパウロで荷物が行方不明なんだろうと思う。なぜかというと、ANAではサンパウロで荷物をピックアップするということだったのに、違ったから。
原因は分かっている。多分だけれど、ANAでつけてくれた荷物のタグがサンタクルスになっていたからだと思う。サンパウロから乗る飛行機は、コードシャア便ではない。
ホテルにチェックインした際に、事情を話すと、ホテル側から空港へ問い合わせをしてくれるという。だから安心して翌日は観光するといい、と言ってくれた。
不安な夜を過ごした。幸いに、必要最低限のものは手荷物に入っていたから、多少不自由でもなんとかなった。
サンタクルスは9月24日が独立記念日。206年になるとのこと。独立を記念してこの時期に作る菓子がホテルのカウンターに載っていた。ご自由にどうぞ!とのことでいただきました。う〜ん美味。