真川鍋倉谷サクラ谷

 妙高・火打周辺の沢は、黒沢を遡行し黒沢湿原まで行っている。今度は真川を責めたくなった。ならば沢の名前にひかれてサクラ谷。
 サクラ谷はヒコサの滝を経由して鍋倉谷から分かれる沢である。高谷池まで抜けるようになる。

 サクラ谷は大きな滝はないが、小さい淵はすごく深く、また遡行するにも微妙なバランスが必要であった。
 鉄分が多いのか、岩や川床が赤くなってすごく滑っている。だからサクラ谷というのか。この滑りのおかげで、2度ほど腰までドボンをした。まだまだ修行が足りない!

 やがて水流が細くなり激藪に突入。ネガマリダケの密生に全身に力尽き、泣きたくなる。先週の外ノ沢の藪以上であった。
 それだけに高谷池に出たときには嬉しかった。
 
 ヘロヘロになりながら高谷池ヒュッテのベンチでのビールは美味しかった。笹ヶ峰までの下山中に見えた焼山からは噴煙が上がり、黒沢岳は紅葉が始まっていた。

 

ヒコサの滝。この滝は高巻いた。踏み跡はある。
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ミズナラの木。
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鍋倉谷入渓地点。
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ウメバチソウがたくさん咲いている。
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小滝が続く。
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綺麗な淵だが、すごく深いのだ。
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鍋倉谷とサクラ谷の二俣。正面がサクラ谷。
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岩が赤くなっている。この滝は正面突破。
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正面突破も滑るので緊張する。
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サクラ谷最後の滝。ほとんどの滝は登れる。ただしドボンに注意。
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激藪格闘後にやっと高谷池に出た。
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笹ヶ峰への下山中に顔を出した焼山。噴煙がかなり出ている。
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火打山
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三田原山。今年の残雪期に登った。
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黒沢岳。すでに紅葉が始まっている。
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地図
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