仕事の関係で山行が2週間空いてしまった。その間の大雪。果たして山はどうだろうか・・・。やはり上田方面の山をゆっくりと歩きたい。
以前から気になっていた天狗岩。地図上には立派に示されている。今回は天狗岩を目指すことにした。
2025年2月23日 ルート図

中横道の集落から適当に尾根に取り付き、三角点を通って天狗岩の頂上まで。下山ルートは適当に・・・というつもりでスタートした。
うまい具合に集会所があり、そこに駐車。畑の中を抜けて尾根に取り付いた。結構急登である。秋は止め山になっているらしく、ビニールテープが張りめぐされていた。
忠実に尾根を登っていく。標高960mのピークには、地元の人たちの楽しみ(?)の櫓があってビックリ。狛犬が並んでいて、大きな鍋が仕舞ってあった。小さな焚き火用の穴もあり、そこには鍋で煮炊きした炭が残っていた。

近くに烏帽子岳が見えて、きっと地元の人たちは烏帽子岳を見ながらお楽しみ時間を過ごすのだろう。

標高960mピークからも尾根を外さずに登っていく。
1047.2メートル地点に着いた。どこかに三角点はあるはずだが見当たらない。雪もついているから、雪の下になってしまっているのか・・・?あちらこちら探し回りやっと三角点を見つけることができた。雪の中から掘り起こす。
四等三角点。点名・大良(たいら)。この三角点の北に大良という集落があり、そこから付けたのかな?昭和60年に選点されている。
点名・大良

三角点から西に向かって尾根を進んでいく。鞍部を通り越したら、そこからまた急登だ。天狗岩のピークに近づいてきたら、岩稜が出てきた。天狗岩の一部なのか?

岩稜を過ぎてからが大変だった。かなりの急斜面が続く。面倒でチェーンスパイクをつけることなく登ってきたことをちょっと後悔。凍結していて、滑り落ちたら止まらないだろう。
斜面が緩やかになって山頂に飛び出した。ほっと息をつく。山頂は北西に延びている。目的は天狗岩だから南のピークから天狗岩を目指してやや下降した。
出てきました!天狗岩。
ちょっと緊張しながら登り上げる。正面には烏帽子岳が見えて気持ちがいい。天狗岩の空気を一杯吸った。こうした時間があるから、またいろんなことに頑張れる。
天狗岩のピークに立った。

あ~、久しぶりにクライミングもやりたいなあ~。

美ヶ原がよく見えた。

八ヶ岳も。八ヶ岳の左には富士山も霞んで見えていた。
