富士山周辺の山を登る機会はなかなかない。ちょうど御殿場での会議があって、ならばついでに山中湖周辺の山を登ってこようと予定した。
何年か前に二十曲峠から御正体山までピストンしているので、今回は二十曲峠から杓子山までピストンすることにした。標準タイムも往復7時間弱だからその7掛けぐらいで往復できちゃうだろう。なるべく早く地元に帰りたい。
朝はどちらかというと曇り。でも二十曲峠からは富士山がくっきり見えた。予報は午後から晴れ。スタート時間が9:20と少し遅い時間なので下山時には晴れるだろう。
いつもと違って登山道がある山は気が楽だ。しっかりと整備されていて、標識もポイントとなるところには設置されている。
途中年配の夫婦を追い越し、2時間で杓子山に到着した。杓子山には二人の若い男女がいて、人懐こく話しかけてくれた。群馬から来たそうで、西上州の山で話が盛り上がった。
杓子山の山頂からはきれいに初冠雪の富士山が見えた。
人気の山の割には静かな山歩きができてよかった。登りはいつも富士山が左手に見えて、ビューポイントとなる個所もいくつか。また機会があればそのうちにね。
2023年10月5日 ルート図
スタート地点の二十曲峠からの富士山。富士山の右手には北岳等が見えるんだけど、今日はダメ。9:20にスタートした。
トリカブトがたくさん咲いていた。
シロヨメナ
あっという間に加瀬山到着。
杓子山が見えている。
トモエシオガマ
ここで年配の夫婦を追い越した。彼らはここまでとするとのこと。富士山が見えたから満足って言っていた。その気持ちは分かるわ。
標識もしっかりとしているから気が楽だわ。
オヤマノリンドウ
オヤマボクチ(ヤマゴボウ)
トリカブトの花の中
せっかくだから鹿留山を目指す。時間も余裕なので。
鹿留山山頂。もちろん誰もいない。
三角点。点名・戸澤。
鹿留山から20分ぐらいで杓子山。山頂は思ったより広く、噂の鐘の後ろに富士山。
富士山の裾野は広い。
遠くに南アルプス。
杓子山の三角点。点名・空音沢。
杓子山の山頂で若い二人と20分ぐらい話して下山に取り掛かる。途中、標高1432m地点で杓子山が見えた。
杓子山と富士山
オヤマノリンドウの花の中。
青空に富士山。
ホタルブクロ
休憩を挟んで3.5時間の山歩きでした。久しぶりに近くで初冠雪の富士山を見ることもできたしよかった。