三十三間堂

 月1回ぐらいの割合で京都の治療院に通っている。アスリート中心の治療院だ。山を歩き続けるためにも、自分の体のメンテナンスが必要なので。

新幹線の中からの劔岳を見ていると、あの稜線を歩いた時のことを思い出す。

そして琵琶湖が見えてくると、最近知った沖島のことが気になってくる。いつか足を運んでみたいわ。

 治療後にいつもどこか一か所京都の寺院を回ることにしていて、今回は三十三間堂にした。千手観世音がが好きで、三十三間堂には何回も足を運んでいる。京都駅から歩いて15分ぐらい。

まずは鴨川を渡って・・。

今までと違うルートを歩いたら朱塗りの太閤塀が出てきてテンションアップしてしまった。

この朱塗りの塀の奥が三十三間堂。

 日本唯一の千体観音堂で長いお堂は約120m。正面の柱間が33ある。

 お堂の中に入って、千手観世音と向かい合う。中央の中尊を中心に左右に各500体の観世音が御本尊とのこと。雷神と風神像も素晴らしいし、28体の仏像もすごい。特に帝釈天像は、戸隠33窟で出合っただけにグッとくるものがある。

 向き合うのに時間が足りなかった。

庭園も素晴らしい。