利尻島に渡って2日目。天気は昨日と同じで曇り。目的の利尻富士には、やはり明日登ることにした。ということで今日は島一周しての観光。ホテルから反時計回りで一周することにした。
2023年7月30日 ルート図
沓形崎公園と岬は、昨日行ったから省略。神居海岸パークからスタートした。
曇っているから神居海岸も暗い感じ。
海に岩が好き。岩に草花が映える。
ハチジョウナ
神居海岸は岩が点在していて面白い。行けることろまで岩を伝ってみた。波しぶきを浴びたわ。
ゴリラ岩?
少し南下したところに北のいつくしま弁天宮。龍神の岩の上に立っている。
すぐ近くにある人面岩。残念なことに立ち入り禁止。
カモメが止まっている。
寝熊の岩。上から見下ろして納得だわ。
次は仙法志御崎公園。天気がいいとこの石碑の右に利尻富士がきれいに見えるのだ。
ここも奇岩がたくさん。海鳥がたくさん止まっている。
これはカモメ。
南浜湿原。一周ぐるりと回ることができる。
キミズヒキ草
タチギボウシ
ノリウツギ
エゾアザミ
ここからも利尻富士が見えるんだけど・・・。
ミゾホオズキ
シオガマ
オトギリソウ
オタトモリ沼。「オタトモリ」とは「砂のある入江」の意味だそう。
オタトモリ沼を一周した。
ヤマハハコ
利尻島の歴史を知りたくて利尻島郷土博物館を訪ねた。
この建物は、大正2年に建設された旧鬼脇村庁舎を再利用した歴史的建造物。
利尻山は約170万年前から始まった5期にわたる活発な火山活動により形成されたとのこと。また利尻島最初の人の居住は1万3000年前の旧石器時代からで、この時期は、海水面が今より低い氷河期にあたり、サハリンと北海道がつながっていたので、人や動物の行き来が行われた。
サハリンとの関係を持つススヤ文化、オホーツク文化の遺跡が点在しているらしいが、残念、その遺跡を見に行く時間がないわ。
利尻島郷土博物館 の中にあった利尻島の模型。今日は1度も利尻山が姿を現さなかった。
利尻島郷土博物館 に植物園があった。利尻島は、離島であることと井戸が高いことから高山植物が多く生息している。
リシリソウ
チシマウスユキソウ
ミヤコグサ
石崎灯台、通り道だったから寄ってみただけ。
野塚展望台。ここは1848年、野塚にアメリカ人であるラナルド・マクドナルドが上陸した場所。目的は、鎖国下の日本で日本語を覚え、開国後に通訳になるつもりであった。ハワイから捕鯨船に乗り、遭難者を装って利尻島に上陸している。
野塚展望台
野崎展望台からの眺望。中央にうっすらと見える島はぺシ岬。陸続きである。
姫沼に続く吊り橋。
姫沼。この沼を一周した。途中からポン山へ行く登山道がある。片道150分。時間がないので行けない。
姫沼の花
ヨヨツバヒヨドリと蝶
姫沼の周りはしっかりした遊歩道だ整備されていた。
クサフジ
姫沼の花
ノコギリソウ
姫沼の花
面白いものがあった。
いよいよ気になっていたぺシ岬展望台へ。鴛泊港の北側にある標高93mの岩山の岬。汗かきながら登った。
ぺシ岬の先端には白い鴛泊灯台。
ぺシ岬の鴛泊灯台の基部まで行ってみた。
本来なら利尻富士がきれいに見えるはずなのにね・・・。
次に向かったのは夕日ヶ丘展望台。ここもガンガン登っていく。
ホッカイトウキ
三角点?があった。
まだ日の入りじゃないから。けれどだんだん日が差してきて海の色も青くなってきた。気になるのは正面の島。なんだろう。
左の岬は富士の園地。行ってみれば正面の島がわかるかも。
夕日ヶ丘展望台からは、ここに来る前に行ったぺシ岬の灯台山が見えた。
富士の園地展望台に上がってみた。花の季節にはいっぱいになるお花畑。まだ早いのか、もう遅いのか?
すっかり晴れて海もきれいだ。
富士の園地からの夕日ヶ丘展望台。
気になっていた島はポンモシリ島。クロ百合が咲く。アイヌ語で小さい島という意味。海鳥の繁殖地にもなっている。
このきれいな海の色。
夕日ヶ丘展望台もよく見える。日本海と礼文島を真っ赤に染めて落ちる夕日を見る絶景ポイント。
明日の天気はいいと思う。いよいよ利尻富士への登山か!