前回は内山牧場から八風山までの県境を繋いだ。今回は和美峠から八風山までの県境繋ぎ。簡単に歩けるだろうと思っていたら、結構ルーファイが大変だった。
2023年5月5日 ルート図
和美峠をスタートして、気持ちのいい緑の中を登って行く。
斜面を登り詰めて出たところは1132.5mのピーク。地図で確認したら黒岩山となっていた。
黒岩山の三角点。点名・和美峠。
ここからは稜線に乗ったので、稜線を外さず歩いていけばいいのだが、なんと別荘地のわきが県境になっていてビックリした。というのは、別荘のすぐ近くを歩くようになっていたのだ。もしかして私有地?
いくつかのアップダウンを繰り返して日暮山の山頂。三角点あり。点名・日向山だって。
日暮山山頂の空。桜がきれいに咲いていて、青空に映えている。
ミツバツツジがたくさん咲いていた。
日暮山は県境から外れたところにある。取りこぼさないようにピークを踏んでよかった。県境に戻り先を急ぐ。前回と違って、かなりのアップダウンがあり、なかなかはかどらないんだわ。でも途中、こうした西上州の山々に御出会えるのが嬉しい。
八風山のジャンクションまで行けば、前回歩いた県境とつながる。最後の急斜面を登り詰めていく。もうすぐです!
八風山ジャンクションに到着。これで前回のルートとつながった。いつもの儀式。
ツルキンバイ
バイカウツギ
下山は、廃道になっている林道を歩いた。岩のわずかな割れ目で育つバイカウツギが素晴らしい。
ズミも咲いていた。
最後の林道歩きは長かった。1日の歩行距離は14㌔。結構ルーファイが難しくて、県境を外さずに歩くのに苦労した。でも満足の行く県境歩きだった。
今日のテン場に向かう。明日も県境繋ぎをやるために、そして天気も保障されているので初のテント泊だ。かつて山野井泰史氏がクライミングを成し遂げた高立一本岩の近くにテントを張った。
高立一本岩 の姿に惚れ惚れ。
すぐ目の前には御場山。
焚火を囲みながら静かな時間を過ごした。