奥能登3日目はいよいよ見附島訪問の日だ。干潮の時にしか行きつけない島で、奥能登の1番の目的はこの見附島に渡ることだった。
3月20日の干潮時間は8:20と19:36だ。ならば訪問は朝でしょ。奥能登って地図で見るのと実際の距離感が違って、案外時間かからずに目的地まで移動できるのだ。ホテルから見附島を目指せ!ほんの15分ぐらいで到着した。車の量も少ないからスムーズに移動できる。
やっぱり人気スポットらしく、広い駐車場があった。干潮時間を目指してきた人は、私たちン歩ほかに一家族だけ。あらら!
あ~見附島。干潮ですでに道が出ている。と言っても飛び石で見附島へ行くのだ。
見附島の基部まで来ることができた。海藻のついた岩は滑るから注意。正面からの姿はなんて格好がいいんだろう。
見附島の右奥には、うっすらと北アルプスが見える。テンション上がるわ。せっかくだから見附島をぐるっと一周してみることにした。
見附島北の斜面。かなり崩れていたのは、昨年の能登地震の所為?東側からは以前登れたらしい。やあ~登ってみたいわ。潮が完全に引いていないので、東側には回り込めなかったのが残念。
見附島のすぐ北にある見附弁財天社の鳥居。
恋路の鐘があった。みんな鳴らしていていい響きが遠くまで聞こえる。左奥は見附島。
海岸線に沿って南下。恋路海岸からの見附島はあまり格好良くないわ。
干潮時にしか渡れない弁天島。
弁天島のピークには立派な祠があった。
恋路海岸の恋人たちの鐘。
県道35号線を南下。赤崎海岸へ向かう。
赤崎には白い灯台があり、灯台の基部まで歩いて行ける。さらに灯台には梯子がついていて登ろうと思えば登れるようになっていた。もちろん点検用のはしごだけどね。
次に目指すは九十九湾海域公園。日和山公園があり、日和山公園から九十九湾を見下ろした。
九十九湾から能登半島を横断して、県道52号線のシャク岬分岐を目指す。ところがあと15キロぐらいというところで通行止め。峠越でまだ除雪が住んでいなかったのだ。ナビもそれは知らなかった。大きく手前で通行止めの看板を出して欲しいわ。
仕方ないから6キロほど引き返し、小屋ダム経由で珠洲市街へ出た。ガソリンは少ないし、どうなることかと思った。後で地図を確認したら、確かに「冬期閉鎖区間あり」と書かれていた。
回り道して国道249号線から県道52号線を抜けて、能登半島最先端の禄剛崎灯台へ。
禄剛崎灯台は青空の下に白く輝いていた。昔は灯台守がいたそうだ。
禄剛崎の海は、見下ろすと千畳敷になっている。
灯台をぐるっと一周して岬自然歩道を使って駐車場所まで戻った。もちろん誰も歩いていない。快適だわ。
今日の最後の訪問先は珠洲岬と青の洞窟。
珠洲岬からの眺望。ここも能登の最先端と言われている。
珠洲岬にある青の洞窟。長野県の分杭峠と富士山に並ぶ3大パワースポットの一つだとか。洞窟内の波打ち際で波に手で触り、白いパワーストーンを拾ってくると大いにパワーがもらえるといわれている。
奥能登は実に楽しかった。特に珠洲市はもう一度来て、じっくりと楽しみたいと思わせる場所がたくさんあった。明日は、千里浜を車で走らせて金沢駅へ。まもなく今回の旅は終了。