戸隠山 | おっと、失礼しました。

　Tさんから突然山に行きたいという希望が出た。よしよしいつでもいいよ！どこの山にしようか？山登りは初めてというTさんであったが、ゆっくりと戸隠山がいいんじゃない。飯縄山は登山者が多すぎて落ち着かない。戸隠山は鎖場があるがそれなりに結構楽しめるしね。この話にDさんとOさんも手を挙げてくれた。総勢4名で、じゃあ戸隠山に登ろうね。

　奥社からスタートして戸隠牧場に下山するコース。約9.5キロの道のりだ。Dさんは10年ぐらい前に単独で同コースを歩いているという。Oさんは別の山だけれど、10年ぐらい前に登山を経験している。みんな大丈夫。Tさんは若さの勢いでいいでしょう。

　朝7：30に気持ちよくスタートした。奥社から登山道に入る。いきなり急登であるが、みんな足取りが軽い。間もなく鎖場が出てきた。鎖の使い方を説明して、一人ずつ登ってもらう。簡単にクリア。あ～これからたくさん出てくる鎖場が楽しみだわ。

　長い鎖場を通過して、蟻の戸渡が登場。本日の核心部。私はここを立って歩くのが楽しみ。戸隠山の醍醐味がここにある。まずはDさん。四つん這いになって無事に通過。Oさんは気丈だ。鎖場もそうだったが、しっかりと足を置いて体が揺れることなく通過してきた。Tさん頑張って！中間地点で立ち上がった。すごいね。

　蟻の戸渡をみんな無事通過できて一安心。最後の登りで八方睨みに到着した。八方睨みの岩で記念撮影。さわやかな表情がとても嬉しい。高妻山と乙妻山も顔を出してくれた。少し早いがここでビールタイム。用意してきた焼肉とソーメンで楽しい時間を過ごすことが出きた。

　ここまでで全行程の3分の1。戸隠山、九頭龍山のピークを踏んで一不動までゆっくりと進んだ。みんなにとって結構長い道のりだったかもしれない。私はたくさんの花を楽しんだ。

　一不動からガンガン下る。氷清水でのどを潤し帯岩を経て清滝の最後の鎖場を下り、ちょっと頑張って牧場に到着した。お疲れさまでした。

　Tさん、次の山のリクエストをお持ちしております。

2022年7月9日　ルート図