何年か前から群馬県境繋ぎをやっていて、長野県南相木村と群馬県上野村の間で舟留~石仏が未踏だった。ここのところ残雪の山が続いていたので、残されたこの区間を歩いてしまうことにした。ついでといっては何ですが、前回舟留のピークを踏んだ時に、時間切れで登れなかった御巣鷹山のピークも踏む予定でスタートした。
早朝に南相木ダムからスタート。以前に舟留~大蛇倉山~ショナミの頭を歩いた時とほぼ同じコースで舟留まで登り上げる。すごく気が楽。ここから北東に延びる尾根に乗っかり、尾根を外さないように御巣鷹山を目指す。標高差200mぐらい下るようになるが、頂上直下の岩稜登りが面白かった。
御巣鷹山の山頂は狭いが、三角点が待っていてくれた。いつもの儀式をしてすぐに下山にかかる。舟留まで戻り、ここから会所~石仏を目指して進んで行った。地図上では稜線がはっきりしているが、二重稜線のところや地図では読み切れない複雑な地形もあった。
1847mピークから北に曲がる稜線にならなくてはいけないのに、方向をしっかりと確認せず北西に進んでしまった。おっと失礼でした。トラバースしてルート修正。1754mピークを経て会所(1700m)に到着した。
いつもの儀式。最後の石仏を目指して先を進む。ここからがきつかった。会所から1時間で石仏に到着。まだ記憶に新しい。これで目的の未踏部分がつながった。暖かいものが流れる。
時間はすでに3時だ。下山は御巣鷹山トンネル出口を目指すことにする。少し戻り、トンネル出口につながる尾根に乗っかった。倒木があったり、ロープを使った場所もあったりで楽しみながら下山することができたことにも感謝。
2022年4月23日 ルート図
南相木ダムからの八ヶ岳。右手前の山は峰雄山。
今朝のダム湖。水が少ないわ。このダム湖は、夜間電力を利用して群馬県の上野ダムからくみ上げた水をためている。
舟留を目指し斜面に咲いていたハシリドコロ。
スタート時は曇っていたが、きれいに晴れてくれた。テンション上がるわ。
スタートしてから約1.5時間で舟留に到着。前回の儀式。
舟留からの大蛇倉山。
御巣鷹山を目指して進んで行く。
押し高山山頂の三角点。狭い山頂にポツンと。点名・帝釈山。
いつもの儀式をしてすぐに舟留目指して引き返す。
舟留から会所を目指して稜線を進んで行くと、石仏が見えてきた。まだまだ遠い。
誰にも気づかれずに咲いていたヒメイチゲ。
会所にていつもの儀式。後ろは大蛇倉山とショナミの頭。
すぐそこが石仏。
石仏の三角点。再びこんにちは。点名・会所。
いつもの儀式を確認。
急いで下山する途中で見つけたネコメノソウ。
下山口は、予定通り御巣鷹トンネル出口に出ることができた。ここから南相木ダムの駐車場所まで歩いて15分。