2025年1月4日
今夜のフライトでヒューストンに移動するため、空港近くのホテルに滞在している。このホテルの周りには何もないが、くつろげる庭があり、滞在時間を延長してこのホテルにいることにした。
気持ちのいい庭で時間を過ごす。
今回の旅行も、ちょっとした(?)トラブルもいくつかあったが、その度に誰かが助けてくれて嬉しかったし、それだけに印象に残るものがたくさんあった。
一番大変だったのはお金の管理だった。
チリでは、クレジットカード、米ドル、チリペソが使える。だからほとんどを米ドルとクレジットカードで済ませた。
アルゼンチンでは、クレジットカードとアルゼンチンペソだけ。たまに米ドルもいいらしいが。ただタクシーはアルゼンチンペソだけ。クレジットカードは使えない。
メンドーサで、ホテルから空港までのタクシーを予約するときに、キャッシュのみだが大丈夫か?とフロントマンに確認された。おおよそ14000アルゼンチンペソといわれていたので、念のためにその倍のキャッシュを残しておいた。空港までは15000アルゼンチンペソ。
残った金を空港で米ドルに替えようとしたら、アルゼンチンでは米ドルをアルゼンチンペソに交換できるがその逆はできないといわれてしまった。余った金をどうしたらよいのか?と聞いたら、ここで買い物をしていけ!といわれた。仕方ないので、チリに着いたらチリペソに交換し、チリペソを米ドルに交換することにした。
サンティアゴに到着して両替所に行った。アルゼンチンペソは13000ペソ。ところが金額は少ないので交換できないといわれてしまった。そんな・・・。ドル換算すれば12ドルぐらい。手数料を取られたとしても10ドル弱にはなるはず。このまま日本へ持ち帰りとなるのか。
アルゼンチンにおいて、アルゼンチンペソを米ドルに交換できないことにビックリした。過去の経済的歴史があるからなのだろうか?
今回の旅行で印象に残ったのは、イースター島とアンデス山脈とアコンカグアだ。イースター島の空気、アンデス山脈やアコンカグアの風は素晴らしかった。その風を感じるためにサンティアゴの滞在があったような気がする。
その土地での時間を送ってみて、その土地のことが分かる。習慣など全く違うことが多いので戸惑うこともあるが、それがまた面白い。いつも珍道中だし汗のかきっぱなし。だから心に残ることも多い。
自分が生まれ育った環境や祖先のことを大切にし、ある面では偏っているのかもしれないイースター島での出会いは面白かった。
一番おいしいと感じた食事は、イースター島のホテルのテラスでワインとチーズとハムの食事。豪勢ではなかったが、スーパーで調達したワインをゆっくりと味わった時間だった。都会ではできない食事だ。
いろんなことを振り返りながら、空港近くのホテルでフライトの時間を待っている。
ホテルにはプールやジムも備わっている。
庭に居たら小鳥たちが寄ってきて、さえずってくれた。気持ちのいい風が通り抜けていった。
まもなく滞在しているホテルをチェックアウト。サンティアゴからヒースロー経由で羽田に。帰国するまでにまだ3日間あるが、最後のフライト時間を楽しもう。