美笠湖と石仏

 天気がいいのでフラっと散歩に出かけた。どこを歩こうかと地図をみていたら、まだ美笠湖に行ったことがなかったことに気が付き、そこまで行ってその先はそこで考えることにした。

2024年6が宇16日 ルート図

 3キロ弱の道のりで、目的の美笠湖に到着した。美笠湖への入り口は分かりづらい。注意していないと通り過ぎてしまうだろう。実際に美笠湖まで続く道は薮で覆われていて、ほとんど人が行かないと思わせる。

 車道から北に入る藪道を登っていくと5分ぐらいで美笠湖に出た。もちろん誰もいなく整備もされていない。びっくりしたことに、廃屋が1軒建っていた。

美笠湖

美笠湖の周りを歩くことはできなかった。途中、美笠湖から流れる水の水路に阻まれているところもあった。

 しばらく美笠湖の声を聴いて車道に降りたところ、草刈りをしていた人に声をかけられた。「あ~Tさん!」美笠湖を目指して登っていく姿が似ているな・・・と私を待っていてくれたとのこと。Tさんは「戸隠村石造文化財」の本を探してもらったこともある人だ。なんか嬉しかった。

 ちょっと立ち話をして、ペットのお茶を1本持たせてくれたのも嬉しかった。この先の十字路を右に行けば戸隠バードラインに出るという。

陽が高くなってきたので先を急ぐことにした。十字路手前に「戸隠原の大頭庵跡」の説明版があった。

 この説明版を読んで大頭庵跡 に行ってみたくなったので、説明版にある通り、石垣に沿ってここを右に入った。

「 大頭庵」の石塔。(家に帰って「戸隠石造文化財」を調べたら載っていた。)多分説明版に書かれているように大頭庵跡の縁起が刻まれているのだろう。

石塔の奥に鳥居があった。自然と足がそっちに向く。

祠が三つ。これも「戸隠石造文化財」に載っていた。名称は稲荷となっている。

左手前が常夜燈。これも「戸隠石造文化財」に載っていた。

 戸隠33窟だけでなく、こうした「戸隠石造文化財」に掲載されている文化財を確認しながら歩くのも面白くなってきた。

 途中たくさんに花に出合い、季節が夏になったことを感じる。本日の散歩は8キロだった。

ノイバラ

マルバフユイチゴ

フタリシズカ

オダマキ

サワフタギ

ハナニガナ

ミヤコワスレ