前日に歌舞伎座で歌舞伎鑑賞をして、その足で大阪に来た。久しぶり(?)の飛行機にワクワク。出発時間が1時間以上遅れたけれどね。
1時間以上遅れたフライト時間を待っている間に、ラウンジでビールタイム。
夜の羽田空港はこんな感じ。
大阪では、いつもの治療院でトレーナーさんに治療してもらった。メンテナンスしながら山に登っている状態。最近もハードな山に入っているから大切なメンテナンスだ。
いつもは大阪は日帰りだが、昨日のうちに来た理由があるのです。午前中に治療をしてもらい、その後、難波にある法善寺に行った。
法善寺のことはある本で知った。沓掛不動尊があり、その写真で姿を見たら、行ってみたくなった。
法善寺はかつて京都宇治にあった浄土宗天龍山法善寺で、寛永14年(1637)現在の大阪難波の地に移転したとのこと。念仏聖の専念法師は、人々の供養のために千日間にもおよぶ念仏回向を勤め、大阪ミナミの法善寺一帯の地域が「千日前」と呼ばれるようになったのは、この専念法師が行った「千日念仏回向」に由来するということを知った。
たくさんの人から願掛けの水を掛けられ、緑あざやかな苔に包まれたお不動さん。
昔は難波が港町だったことから、海上交通の守り神である金毘羅天王を祀った。
法善寺の新たな祈りのスポットである二河白道堂(にがびゃくどうどう)。
法善寺の隣にある「夫婦善哉」。ここも今回の目的地。法善寺のことが書かれた本に載っていた。
文豪・織田作之助の小説「夫婦善哉」の舞台として有名。夫婦善哉の創業は1883(明治16)年で、文楽の太夫(人形浄瑠璃の語り手)である「木文字重兵衛(きもんじじゅうべえ)」という人が「お福」という屋号で始めた善哉がメインの甘味処と本に書かれていた。
店内に入ると別空間の世界が待っていた。
お目当ての夫婦善哉。とてもおいしかった。夫婦善哉は1人前を2つのお椀で提供するスタイルが特徴的。
二つの目的を達したので、難波をぶらぶら歩きながら駅に。大勢の観光客が楽しんでいた。
伊丹空港から羽田空港へのフライトまち。また飛行機が遅延だって。いいけどね。