利尻島(第4日目)

 昨日は最高の日だった。楽しく利尻富士に登頂でき、ついでにポン山と小ポン山のピークも踏めたから。

 そして今日は利尻島を離れる日。飛行機の時間は14:20発。それまでの時間は、利尻富士のそれぞれの表情を麓から見て回ることにした。

 「利尻山十六景」として、利尻島を一周すると利尻山の様々な顔を楽しむことができる。初日も2日目も利尻富士はガスの中だった。昨日はきれいに見える利尻山に登り、じゃあ今日はというと、ガスや雲がかかってはいるけれどできるだけ回ろう。

2023年7月29日~8月1日 ルート図

沓形岬公園内の「時雨音羽」詩碑前からの「考える山」

利尻町総合体育館付近の風力発電機のバックに「夜明けの山」

駐車場には、小型の風力発電機(?)が。

長浜という地籍の大空沢橋からの「目をひらく山」は全く見えなかった。

町立博物館の駐車場からは「薫りたつ山」が見えるはずだが雲の中だった。この町立博物館に入館して、利尻島のことを学んだ(?)。

仙法志御崎公園からの「立志の山」は省略。

南浜湿原からの「うたう山」。この南浜湿原へは、2日目に来て湿原を一周した。

オタトマリ沼からの「かえりみる山」 。2日目に来た時に、この沼も一周してその後クマササソフトを食べたわ。

 「白い恋人たち」で有名な沼浦展望台からの「雲湧く山」は省略。

 途中で思い出したことがる。利尻富士を下山してホテルから迎えに来てもらった車の中で聞いたこと。鬼脇という集落においしい菓子屋があって、そこの洋菓子は観光客も寄って買うとのこと。

 車を走らせながら注意していたら見つけたわ。行ってみようということで店内に入ってみた。ショーケースにはショートケーキが、そのほかの棚には和菓子や雑貨が置いてあった。

 おばさんが出てきたので「ホテルで聞いてきたんですけど」というと、「うちはプリンがいいのよ」と。「外にあるベンチで食べて、瓶を返してくれたら20円戻す。」といわれ、店前の黄色いベンチでおやつタイム。

ゴマプリンとクマササプリンを楽しんだ。

石埼燈台付近の「耐える山」

利尻富士町の雄忠志内の大空沢橋からの「悟る山」

野崎展望台駐車場からの「至福の山」

姫沼からの「愛でる山」とペシ岬からの「求道の山」は省略。時間がだんだん迫ってきた。

富士の園地からの「夢見る山」

空港を通り越して大磯駐輪駐車公園からの「自戒の山」がうっすらと。

 最後が種富駐輪駐車公園からの「祈りの山」があるが、もう空港に戻らなくては。こうしてぐるっと再度回ったが、利尻富士が完全に姿を現した時はなかった。でもでも昨日十分堪能できたから。

 利尻空港に戻り搭乗手続きをする。アップグレードは満席でできなかった。

間もなく搭乗。後ろには雲がかかった利尻富士の姿が。